【ヤンゴン】
昨日は0時過ぎには寝てしまったので、6時前に目が覚めました。
でもこれ、時差考えると3時に寝て9時に起きてるって事ですから、普段とあまり変わらんです。
夜型もある意味便利。(^^;)
ゆっくりシャワーを浴びて、ネットチェクなんぞ。
テレビはNHKの国際放送は見られます。BSや地デジなどの日本語放送は入りません。
…っと。
停電っ!
この後、朝飯を食べて外出するまでの間に3回停電しました。
たいてい1〜5分くらいで復旧します。
部屋のコンセントには、電圧が安定しないからか、立ち上がり時の渦電流防止なのか、こんな装置が付いています。
翌日気がついたのですが、別のコンセントに差してあったiPad用の2Aのアダプターが死んでました。
ドライヤーとかは別にいいけど、精密機器?系のものはこちらの装置の方から電源取らないとヤヴァイみたいです。
ま、とりあえず明日までは十分電池あるのでバンコクでアダプター買えばいいかと。
(後にコレが事件?になります。笑)
朝は最上階のレストランでブッフェです。
ここのレストランは窓からシェダゴンパゴダが見えるんですよ。見晴らしも良くて気持ち良いです。
自分の部屋もこの下の階なので窓から見えました。
おまけにガラガラ。(笑)
品数は少ないですが、これでもヤンゴンの中級ホテルならおそらくマシな方だと思います。
それから、このホテル、スタッフが皆さんものすごく気持ちいいんです。
フロントもレストランもドアボーイも、いつもニコニコと愛想が良い対応で、こちらまで気持ちよくなります。
そう言えば、ヤンゴンでは街中のレストランのボーイやウエイトレスもとても感じ良くて親切です。
進んで席を良い方へ案内してくれたり、おかわりはいるか?とか、美味いか?とか聞きに来たり。
サービス業に着く人が、それを楽しんでやってる感じがするんですよね。
某お隣の大国のサービス業の皆さんに見習って欲しいっすよ。ホント。
さて、出かけます。
今日のメインはシェダゴンパゴダ。
ホテルから歩いて行けちゃいます。便利便利。
ちなみに位置的にはこんな感じです。
ホテルがあるのが「ジャパニーズエンパシー」(大使館)のすぐ近くです。
その左側の「ヤンゴン」ってカタカナで書いてるところがシェダゴンパゴダですね。
下の方、河の上の細かく升目状に道路があるところがダウンタウンです。
こうやってホテルのWi-Fi使ってiPadで地図チェックして、翌日動くのがパターンになってます。(^^)
(この地図でポイントされてる箇所は、何かのサイトで元々チェックされていた場所です。自分が付けたワケでは無いっす。)
ホテル前の道。
アジアの朝って感じですよね。
パゴダで仏前にお供えする花を売っています。
正面?入口。
シェダゴンパゴダは小高い丘の上に建っているのですが、入り口が四方にあります。
どれが正面なんだろう?ここが一番賑やかな入り口でした。
子供が3〜4人寄ってきます。
手にビニール袋持って渡してきます。
どうやら境内は靴を脱いで入るので、それを入れるビニール袋を渡してチップを取る商売のようです。
それにしても凄まじい攻撃。
残念ながらワタクシはレジ袋持参でございます。
アジアでお寺巡りする時の常識ね。
この手の子供達は、しつこいですがダメだと判断したらサッサと居なくなります。
入り口の階段。
周りはお土産屋さんです。
両側には立体的な仏画?が。
上がりきったところに観光客用の入場料を払うカウンターがあります。$5。ミャンマー人は無料です。
払うと胸にシールを貼ってくれます。
時々チェックされますので、無くさないように。
ちなみに、夜もう一度来たのですが、このシールを貼って入ったら何も言われませんでした。
出たっ!ピッカピカです。
こちらのお坊さんの袈裟は赤いんですね。タイとかカンボジアはオレンジなのでちょっと違和感。
写真を撮りながら歩いていると、花を持ったおぢさんが近づいてきました。
「どこから来たの?日本人?」
ちょっと怪しいおぢさんです。w
「うん。日本だよ。」
するとおぢさんが色々と説明を始めました。英語が判りやすいです。
なんでもミャンマーでは自分の生まれた曜日を大切にするらしい。
曜日は7つでは無くて8つ。水曜が2つある。
それぞれの曜日には方向と干支?が決まっている。
このパゴダには、それぞれの曜日の方位にその動物と仏様が祭ってあるので、自分の曜日のところでお祈りをするのだそうです。
「あなた、自分の生まれた日の曜日は?」
「すみません。知りません」(何故か謝るおれ・笑)
「では調べてあげるよ」
とおぢさんはポケットから小冊子を出して、生年月日を聞いて探してくれました。
「土曜日だね。土曜日の場所はあっちだから案内してあげるよ。一緒にお参りしよう。」
もうね、親切過ぎて超絶1000%怪しいんだけど、人は悪くは無さそうだし、知らない事を教えてくれたので素直に一緒に行きます。
「ここだよ。」
着いたら、お参りの仕方を教えてくれました。
水を3回。石像に。もう3回家族の健康と幸せを願って。
下の干支?の動物(自分はナーガ)に1回。
そしてお供えの花。おじさんが持ってるのをくれます。
仏像に掛けてお祈り。
なるほどね〜。
お参りが終わって、おぢさんにありがとうと言うと…
「どういたしまして。実はね。私このお花を案内した人からのドネーションで買って、また次の人を案内しているんだよ。ドネーションしてくれるよね?」
なるほどオ。そういう事ですか。全然オッケーですよ。
知らない事教えてくれたし、ミャンマー式にお参りも出来たんですからあたりまえでっせ、おっちゃん!
で、幾ら欲しいの?
「K5,000」
「う〜ん、おっちゃん、ちょっと高いんでないの?K2,000にしなはれ。」
「いいよ。2,000ありがとう。」
わはは。ドネーションを値切ってしまった。
本来寄付なんて気持ちなんだから、気持ち的には500円でも良かったんだけどね。
言われると値切りたくなるじゃん。
お花の値段なんて知れてますので、おぢさんはこれで稼いでいるんだと思います。
でも、悪く無いです。とても良い事だと思う。
こんな感じです。曜日の仏様の下にナーガ。
お水をかけてお参りします。
ほんとに広くて全部ピッカピカ。
Maha Tisaddaghanta Bell。「三つの音を持つ偉大なる鐘」だそうです。
中に入ってお祈りしてる人が居ました。
仏塔の先頭部。
貼られている金箔は全て信者(国民)のお布施だとか。
さらにドン!(笑)
先端部には76カラットのダイヤが埋まっているんですよ。
このお話は後の夜編で。
お昼近くまで居て、だいぶ暑くなってきたしお腹も空いたので街へ出ましょう。
タクシーでダウンタウンの中心、スーレーパゴダへ。
タクシーは乗る前に行き先を言って交渉します。
市内で中心部での移動だとたいていK2,000ですね。
ものすごいふっかけるヤツとかは居ませんね。たまにK2,500とかK3,000とか言うのが居るので速攻で流して次を探します。
50円100円をケチってるというより、都内でも同じ場所行くのに地下鉄でルートによって50円違ったら安いルートで行くのと同じ感じですかね?
ちなみに夜は少し上がってK2,500とかK3,000が普通みたいです。
タクシー車内から。側面ラッピングされた神奈中バス。
ミャンマーで走ってる車の80%くらいは日本の中古車です。
もちろんバスも。神奈中とか横浜市営とかをやたら見かけますよ。
こりゃ、日本人は必ず写真撮りますよね。
車も側面に商店名が書かれた白いサニーとかが普通です。
こんな感じで、走ってる車はひと昔前のニッポン。
店舗の上はアパート?
街中での1枚。
男性でもロンジーという巻きスカートを着ている人が多いですね。
たまーにジーンスとかの人も居るって感じ。
ロンジーにサンダルは絶対涼しいと思うんだな〜。でも日本じゃ履けないしな〜。で買わなかったけど欲しかった。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=i_ggVn13q-E&list=UUHN9hzBib39ISErACx5j3yQ&index=5[/youtube]
スーレーパゴダからはお経がずっと流れていました。
ちょっと独特の雰囲気。インドっぽい。
ミャンマー国内にはまだセブンイレブンなどの大手のコンビニはありません。
スタバとかケンタとかマクドとかも一切ありませーん。(笑)
でもオリジナルのコンビニとか、ドーナッツ屋さんとか、洒落たお店も出来はじめていましたよ。
「kokoro」「心」?百均でしたよ。
でもK1,500とかしてた。日本の方が安いって面白いですね。
ちなみに少し郊外に出来たショッピングモールにはダイソーも入ってるらしい。
ヤンゴン川の船着場に来てみました。
朝は凄いラッシュらしいです。
絵葉書売りの子。
この子は割と大人しめの営業でした。w
写真を撮らせてもらったので、絵葉書いらないけどチップ上げるって言ったら、イヤダ、絵葉書買えって。
K2,000とか言うので、そんないらん、半分をK1,000でくれって言ったら渋々オッケーしてました。
正直絵葉書いらないんだけどなぁ。チップK1,000でも良かったんだけどなぁ。
この子にとってはこれは自分の大切な商売なんでしょうね。
今時そんな絵葉書欲しがる観光客居ないよ。ビジネスはトレンドを読まないと…とかクドクド説教してみたかったす。(笑)
船着場前の果物屋さん。
お昼は通りかかった食堂でシャンヌードルにしました。
ミャンマー北部の名物?麺だそうで。
ちょっとピリ辛で、スープは鶏かなぁ?砕いたピーナッツがアクセントで美味しかったですよ。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=ILF7dWBI0qE&list=UUHN9hzBib39ISErACx5j3yQ&index=4[/youtube]
その食堂でも一番入り口の席に座ったので、外の様子を撮ってみた。
パゴダのお経がBGMになってますね。w
通りにはこんな感じで果物や野菜を売ってるお店も沢山あります。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=M1_5GHSNaew&list=UUHN9hzBib39ISErACx5j3yQ&index=3[/youtube]
活気あるでしょ。
ヒンズー寺院の飾り?って言うか人形っていうか…。
やったら鳩が居るのは、この下で餌売ってるから。
ボージョーアウンサン・マーケット。
名前の由来はスー・チーさんでは無くてお父さんの方だそうです。
ちょっと暗いけど、中はこんな感じ。
宝石店とかが多いですね。
周りには衣料品のお店とかもあります。
尼さんが托鉢を行なっていました。
ミャンマーの尼さんって袈裟がピンク色なんですよね。なんかカワイイ。
ドーナッツ屋さんでアイスコーヒーとドーナツ補給して、さて、一休みしにホテルへ帰る事にします。
歩きまわって汗書いたのでシャワー浴びて、さっき買ってきた果物でも。
マンゴスチンが大きくて良い品物でした。
美味し。(^^)
一休みしてFacebookなどでゴニョゴニョしていたらもう17時過ぎ。
さてどうしましょう。
夕方の景色が綺麗で、良いと書いてあったインヤー湖でも行ってみますか。
はい。(笑)
大したことありませんでした。
確かに景色は綺麗カモですが、湖畔にゴルフの打ちっぱなしが出来てて、そこのギラギラライトが湖面まで照らしてしまっていて、写真的に絵になるところはまったく無し。
湖畔は遊歩道になってて、地元の人がジョギングしたり散歩したりしています。
あと、一定間隔おきにベンチがあって、カップルが占領してました。
ベンチに座れないカップルは湖畔や階段でイチャイチャ。
なんかオレ、場違い…ww
帰ります。w
夜のシェダゴンパタヤへ行きましょう。
タクシーを拾おうと思いますが、夕方のラッシュに当たってしまい、空車が来ません。
相乗り交渉もうまく同方向に当たらず、10分くらい待ってやっと空車捕まえる事が出来ました。
着きました!
うっひょー!!!
めっちゃめちゃ綺麗。
昼間とはまた違って、全体が落ち着いたオレンジと金色の世界。
パゴダの周りにはロウソクが並んでいてこれもまた綺麗。
なんかいい写真。
これも。
ピッカピカですよ。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=uvF9mOgsPfE&list=UUHN9hzBib39ISErACx5j3yQ&index=2[/youtube]
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Tum7-frYd3A&list=UUHN9hzBib39ISErACx5j3yQ&index=1[/youtube]
写真だけでは雰囲気伝わりにくいのですが、動画だとかなり判るかと。
感動しながらパゴダを一周回って、さてそろそろ帰ろうかと思ったら、若いお坊さんが話しかけてきました。
「どちらからですか?日本?」
うほ!またかよ!ww
「うん。日本人だよ。」
「もう帰るのかい?バゴダの秘密を教えてあげるけどどうだい?」
うっほっほ!秘密とか!怪しすぎ2000%!
「あのパゴダの頂上部には大きなダイヤが埋まっているんだ。それが7色に光る場所があるんだよ。見せてあげるから一緒においで。」
怖っ!そんな事行って暗がり連れ込んでボコボコっすか!?
でも袈裟着たお坊さんなんだよな〜。それにそんな悪そうな顔してないんだよな〜。
一応アジアはあちこち行ってますし、それなりにヤヴァイ経験もしてますので、安全かどうかはなんとなく判ります。
ここはミャンマーですし、それほど警戒しなくても大丈夫だろうと。
とりあえず…
「どゆこと?見る!行く!」
2人でメイン通路の裏の人気の少ないところへ。
坊さんが、「ここの立ってみて。」って一つのタイルを指します。
ほい。立った。
仏塔の先端見てごらん。
オレ「あ!紫に光ってる!」
坊さん「だんだんしゃがんで…」
オレ「あ!オレンジになる…」
坊さん「こっちに傾いて…」
オレ「おお!グリーン!」
坊さん「半歩下がって…」
オレ「おおお!赤い!」
すげーっす!ホントに7色に光るんですよ。
坊さんによると、仏塔の先端に1個だけ76カラットのダイヤが埋め込まれていて、それが下からのサーチライトの光で反射する場所がここともう一箇所だけなんだそうな。
面白がる自分に気を良くしたのか、もう一箇所の白く光る場所にも連れていってくれました。
そこにはガイドさんに連れられた別の観光客も居ましたが。(笑)
でもまた知らなかった事を教えて貰って、エキサイティングな経験が出来ました。
ガイド付きで観光してる人達にはあたりまえの事なのかもしれないけど、坊さんが教えてくれなかったら知らずに帰ったんですからね。
ありがとう!と言うと、
「ボクはこうやってガイドする事で、ドネーションをしてもらっているんだ。仏様に供える為にね。ドネーションしてくれるかな?」
うほっ!予想してたけどもの凄い既視感。ww
「もちろんだよ!いくらお布施すればいいかな?」
「Up to youだよ。」
うほっ!その英語久々に聞いた。昔はよく聞いたけど。www
「ほんじゃk2,000あげるね。」
「う〜ん。お坊さんは貧乏なんだよ。もう少しもらえないかな?」
結局K4,000お布施?しましたよ。
彼は最初に値段を言わなかったところが、昼のおぢさんより上手ですね。
はからずも昼夜と2回、同じような経験をしてしまったのですが、これって個人旅行の醍醐味だと思うんですよ。
一人でプラプラしてるから彼らに目をつけられるんだし、こちらとしてもガイドブックで判らない事を教えてもらって貴重な経験ができるので、自分的にはこういうハプニングはウエルカムなんです。
ちょっとラッキーな気分でパゴダを後にして、夕飯を食べに街に。
また昨日の19ストリートへ行こうか、ミャンマー料理の専門店へ行こうか、ガイドブックに載っていたオカズを選んで取る地元っぽいミャンマー料理のお店203へ行ってみる事にします。
またダウンタウンまでタクシー。
このタクシーが凄かった。止めた時後悔してしまったボロボロのサニー。
自分たちが20代の頃に走ってたヤツです。
乗ったら運転席の背もたれが無い!鉄パイプが溶接?してあります。
ドアの内張り無し!窓閉じない。w
こういうの走ってるって噂では聞いていたけど、遭遇してしまった。(^^;)
暗くて写真撮れなかったのが残念でした。
タクシーの目印にしたホテル前で降りて、食堂まで歩きます。
地図でちょっと探して着いてみたら、丁度閉店したところでした。
げー。まだ20時過ぎですよ。そんな閉店早いなら書いておいてよ。←ガイドブック
仕方ない。プラプラ歩いて良さげなところを探します。
このあたりはインド人街なのか、インド系っぽい人が多いです。
目についたインド料理屋が美味しそうだったので、入ってみます。
こんなお店。
カレーとミートボールを注文。
で、気がついた!インド系のお店ってもしかしてビール無いやんっ!
仕方無くスプライト注文。orz
でも、カレーもミートボールも凄く美味しかった。
食べ終わったら、ボーイがサービスでチャイを持ってきてくれました。
これがメチャウマ。本物のチャイってこういうのなんだ!って目からうろこの味でしたよ。
食べ終わって会計頼んだら、ボーイ君が「チャイ美味かったろ?」って。
思わず親指立てて。「ベリーグー!」ってやっちゃいましたよ。出川哲郎かよオレ。
どうやらこのお店の名物らしかったです、チャイ。
お腹いっぱいになったのでホテルへ帰ります。
もう少しプラプラしても良かったんですが、1日歩いて疲れてしまった。(^^;)
ホテルへ帰って、部屋に戻りますが、アルコールが入っていないのでちょっと寂しい。
そうだ!上のレストランでwebチェックしながらビール飲もう!
こんな感じで窓からライトアップされたパゴダも見えて、ムード満点。
他のお客は西洋人のカップルと東洋人のカップル。
ん!よく見たら東洋人は日本人。
んん!さらに女性はミャンマー人。
指差し会話帳で会話中でした。ふふふ。見えないふりをしてあげます。耳はダンボですけど。w
ビールとフレンチフライ頼んで、iPadでメールチェックとかFacebookとかやりながらまったりします。
レストランのスタッフも仕事熱心で、ビールが半分くらいになると速攻でつぎにきます。
なんか気持ちいいなぁ。
1時間ほど過ごして部屋へ引き上げました。
アジアいいですね。早く雑踏の中に紛れたいです
>親方さま
ミャンマーは昔のアジアっぽい感じが満載で、人も優しくて、必ず再訪したいと思いました。親方もぜひ一度行ってみて下さい。