7/16 チャング・ナラヤン寺院
朝、5時前から鐘の音で目がさめます。
部屋の窓の外の四角形の庭には、小さな仏塔があって仏様がいらっしゃいます。
そこに朝になると地元の人たちがお参りに来ます。
[youtube]http://youtu.be/bLewj7jvUhc[/youtube]
お盆の上に花やティカがのっていて、街中のいくつかの仏様を回るようですね。
超地元密着ホテル。こういう朝の起こされ方はウエルカムです。
昼間はこんな風に、地元の陶芸工房のスペースに?
中庭をはさんで向かいの家の子。
小さな子が3人居るようで、賑やかでしたよ。
この子は一番良く見かけました。(^^)
さて、7時を回ったので朝飯に行きましょう。
このホテルは21時から朝7時までスタッフが居ません。w
玄関も閉めてしまって居るので夜出歩けません。
夜出歩いても何にも無いですから出かける必要もありません。ww
インクルードの朝食。
パンとコーヒー、卵料理とフルーツです。まあこんなモンです。(^^;)
他のお客さんは、40代くらいの欧米のご夫婦。アメリカ人の一人旅の女性。同じく一人旅のフランス人かな?の女性でした。
アメリカ人の女性は何かのライターさんみたい。フランス人の方は学校の先生でお仕事でいらしてるとか。共に超カタコト英語での情報です。(^^;)
40代くらいのご夫婦は隣の部屋だったので自分の事も良く覚えてくれているようで、日中ダルパール広場やカフェでちょこちょこお会いして、そのたびに「今日は何処行くの?」とか声かけてくれてとても感じ良かったです。
ご夫婦であんな風に旅するっていうのもいいな〜♪なんて少し羨ましかったですね。
レストランからダルパール広場方面。
乾季ならヒマラヤが見えるんですけど…。
滞在中ずっとこんな感じの空でした。
今日はまずタチュパル広場まで行ってみましょう。
本当にこの街並みは素敵だ〜。好きだ〜。w
サッカーのワールドカップがあったからだと思いますが、各国の旗があちこちに。
やっとニッポン見つけました。
雑貨屋さん。街中にコンビニはありませんので、旅行者も必要なものはこういうお店で買います。
お水やら電池やらお菓子やらお世話になりました。(^^)
カラフルなサンダル屋さん。
街中にあったブッダ。
あまりに長い年月、皆がティカを塗ってこするから原型がわからなくなっています。
だいたいみなこんな感じです。
タチュパル広場のダッタトラヤ寺院に着きました。
周りには青銅や木彫の美術館があります。
[youtube]http://youtu.be/hjC6kA3eSzQ[/youtube]
動画もどうぞ。
何だろう?人形。
ちょっと怖いっす。
穀物屋さん。
魚屋さんもあったけど、う〜っむ。
魚料理は食べるのやめておこう。w
そうそう。思い出しました。
昨晩からお腹の調子が悪いのです。
熱とかは無いのですが、完全ぴーぴー。
今歩いている最中もお腹はぐるぐる言っています。
一度ホテルへ戻ってトイレへ。(^^;;;)
その間にダルパール広場とトウマディー広場の動画もどうぞ。
[youtube]http://youtu.be/lWfVn7g9i6E[/youtube]
ダルバート広場
[youtube]http://youtu.be/TX5Ua2DZdRY[/youtube]
トウマディー広場
さて、一休みしたらバスに乗ってチャング・ナラヤン寺院まで行ってみましょう。
町外れのバスターミナルへ。
バスは次々来ます。チャング・ナラヤン行きのバスは30分に1本くらいあるはずなのですが、来るたびに車掌に「チャング・ナラヤン??」と聞くけど、みんなノー。
15分くらいしたら、聞くのめんどくさくなって、それっぽいのが来るまで放置。
バスが着くと、車掌が行き先を叫ぶのです。それ聞いてればいいってのが分かっただけなんすけどね。(笑)
20分くらい立ってたでしょうか。ピンクの満員御礼のバスが着いて、車掌が「チャング…」。
んん!?言ったよね。チャング・ナラヤン!
車掌に確認すると、イエスと。
それにしても満員です。無理やり乗り込みおっさんとおばさん3人くらいと密着状態で発車。
写真撮りてぇ…。皆んなに見せてぇ…。
物理的に無理でした。ww
15分くらい乗ったら、少し街っぽいところで止まって、少し空きました。
運転手の横のスペースに移動。(^^)
でもここで、もの凄い荷物を持ったおばさんが。
大きな買い物袋に野菜が沢山。さらに2俵くらいある穀物の袋。
これを手伝ってもらって車内に。自分の横にドン!
発車すると籾殻みたいなのが車内に飛んで、もうそれはもうエライこっちゃに。
そうで無くても空いた窓からのホコリもスゴイのです。
いやぁ、良い体験したわ〜、もういいわ〜。(笑)
山を登っていくにつれ、人は降りていき、こんな感じ。
ドアは開けっ放しで、向うは崖です。
ふぅ。到着〜♪
40分くらいで20ルピーでした。
ゲートで入場料を払って参道へ。
沐浴場、食堂、お土産屋やゲストハウスがあります。
[youtube]http://youtu.be/sLKyLwfggIY[/youtube]
境内で歌の練習?してましたよ。
うわ〜。すごい。
ネパール最古のヒンドゥー寺院で、ヴィシュヌ神の化身のナラヤン神が祀られているそうです。
ネワール様式の木彫。すっごく細かいです。
本堂のナラヤン神を拝むブパティンドラ王の象。
境内は一枚の岩の上に建っているそうです。
標高は1500mくらい。
見晴らしも最高に良いです。
のんびりと境内で過ごした後、喉が乾いたので参道の食堂へ。
お腹の具合もあるので、暖かいチャイを頼みます。
食堂に入って行ったら、なぜかおぢさんが一人付いてきます。
一緒にお茶を注文して、自分の前に座ります。
定番の会話スタート。(笑)
おっさん「どっから来たの?チャイナ?」
自分「チャイナに見える?ニッポンだよ。」
おっさん「おー。にっぽん。おれ、友達が居るよ。大阪に○○と、栃木に○○。日本語少し出来るよ。」
おっさん「アー、ワタシナマエ○○デス。アーティストデス。アナタハナマエナンデスカ?」
(すまん、おっさん。名前忘れた。w)
でた!怪しいおっさん!
でもこの後、30分くらい二人でずっと日本語とカタコト英語ちゃんぽんで色々話しました。
ネパールの事とか、ニホンの地震の事とか、ニホンの男は弱いのか?とか。
最後のはなんでそんな事聞いてきたのか知りませんが、そうそう草喰ってるからと答えておきました。
たぶん彼は、ニホンの若い男はベジタリアンだと思っています。w
で、お茶も飲み終わって、彼が自分の店も見ていってというので参道の彼の店へ。
曼荼羅アートのお店です。
またここで買え買え言うのかなぁと思ったら、ひと通り説明して、こちらもフンフンと聞いて、ではまた会おう!だって。
商売ッケなさすぎ。
やはり少し田舎に行くとのんびりしてますね。
帰りのバスはここが始発なのでガラガラです。
下に棚田が見えたりして。
途中で背中にブラウン管のテレビを背負って乗ってきたダカトピを被ったおじいさんが隣に座わりました。
自分が車掌に料金を払おうとして呼び止めたら、車掌が気が付かなくて、おじいさんが車掌を呼んでくれました。
英語は通じないだろから、日本語で「ありがとう!」とにっこり言ったら、おじいさんもニコっと笑ってくれて、その笑顔がもう!一生記憶に残りそうな良い笑顔。
おじいちゃん、ありがとう。(^^)
15時過ぎにバクタプルに戻りました。
まだお昼を食べていないのですが、お腹の調子もイマイチなので、もう一度暖かいお茶と、お腹に良いヨーグルトにしましょう。
がっ!
このあとお腹が変な感じに。
えっ!ヨーグルト!お前なのか!
こんなに美味しいのに、お前なのか!
ちなみに、街中にこんな看板があったらジョジョダウ(ヨーグルト)のお店です。
店によって固かった柔らかかったり、味もぜんぜん違うらしいです。
大きな容器に入っているものを、小分けして出してくれます。
大きな容器の状態だと、上の方は固くて中が柔らかい。
あの硬い部分が何かちょっと怪しい菌が居そうな気もしますが、そこも入っていてそれはそれで美味い。
う〜っむ。食べ比べしたかったんだけどなぁ。
お腹鍛えて、もう一度出直しですね。
こんな風に蒸し器があったら、たぶんモモのお店。
モモももっと食べ比べたかったんだけどなぁ。
お腹のせいで、食に後悔が残ります。
でも仕方ありません。お土産を買いましょう。
チャング・ナラヤンのおぢさんのお店で曼荼羅アートが欲しくなってきました。
あそこで買ってやれよ!って話ですが、後から欲しくなってしまったのだから仕方ありません。
トマディー広場の近くの綺麗な女の子が店番してたお店で、色々見てみます。
最後はオーナー出てきたけど。w
こんなの買ってみました。
お値段はヒミツ。
額を買わなくては!
お腹が絶好調に悪くなってきて、トイレ通いが激しいので、夕飯は止めておきます。
抗生物質を飲んで、水を沢山買い込んで、ホテルでごろごろ。
翌朝まで寝たり起きたりでウトウトと過ごしました。