2015年の三番瀬のアサリ

旅行記執筆途中ですが、このシーズンは三番瀬のアサリ記事へのご訪問がとても多いので、今年の状況を遅ればせながら簡単にご報告しておきたいと思います。

シーズンもあと少しですが、お出かけになる方へのご参考まで。

ちなみに、このブログで書いている三番瀬のアサリの情報は
・船橋の三番瀬海浜公園の事ではありません
・また、三番瀬付近で気軽に立ち入りの出来る無料のアサリの掘れる場所の情報でもありません
・江戸川放水路で営業している遊漁船を利用して、三番瀬内に出来る干潟へ渡してもらって天然のアサリを掘るものです。

三番瀬海浜公園のアサリは、シーズン前(シーズン中にも適宜)に撒かれた半天然?のアサリです。
正直、スーパーで買ってくるものとさほど変わりません。

また、三番瀬付近で車などで入れる場所で、干潟に降りて天然アサリが掘れる場所は、2011年の震災以降地盤が下がった事でほぼ壊滅してしまって、その後はまた昨年あたりからポツポツと掘れる場所も出てはいるようですが、基本的に沿岸は工場の敷地が多いですので、自由に入れる場所は何処も面積がさほどないです。
そしてそんな所にシーズン初期から沢山の人が集中するため、毎年GW前にはほとんど採れなくなるようです。
特に近年、こういった場所は何処で情報を仕入れるのか某大陸系の方が大挙して押しかけてきていて、そのような場所へ行くとここは日本では無いのでは?と錯覚してしまうほどです。

全てではありませんが、ゴミを放置したりのマナーの悪い輩も多く、地元民として正直あの方々はなんとかして欲しいけど、まあどうしようも無いですね。

というわけで、再度書きますが、こちらの三番瀬アサリの情報は、渡し船で沖の干潟へ渡って天然のアサリを掘る潮干狩りの情報です。

2015年の状況は?

今年も妙典のたかはし遊船さんから、4月後半の干潮と、5月後半の干潮に2回出かけてみました。

まず、昨年沢山取れた放水路出口の横のポイントは今年はダメのようで、今年は一昨年の沖のポイントと、新しく漁協が砂を撒いて作った人口人工干潟へ渡してくれます。

沖の一昨年のポイントは、大潮時でないと面積が引かないようで、大潮目一杯引く時限定の場所になっています。場所は相変わらずの牡蠣殻ポイントで、掘りにくくエキスパート向け?です。

新しい人工干潟は、面積も広く砂地で彫りやすく、お子さん連れでも安心して出来るかと。
(小学生に満たないお子さんは船宿さんでNGだそうですので気をつけて下さい。親がアサリに夢中になって、子供をほったらかすからだそうです。w)

沖の牡蠣殻ポイントの情報は一昨年のこちらのエントリーを見ていただければと思います。
http://hamuccho.net/?p=642

今年も上手な人は6kgくらいは採れていますね。自分が行った時は少し潮の引きが悪かったのもあって、3kgくらいだったかな?
相変わらず偽物(中が空の貝)も多いですので、気をつけて。(笑)

そして今年から出来た干潟の方は…

IMG_5368

こんな感じです。
完全に砂地になっていて、とても掘りやすい。

IMG_5369

ただし、三番瀬海浜公園のようにザックザクとアサリが出てはきません。w

もうシーズン当初から沢山の人が入っていますので、ポツリポツリと拾っていく感じ。
でも採れるアサリは大粒ばかりです。

あと、シオフキが混じります。ごくまれにハマグリも。

IMG_5370

シオフキ混じりで3〜4kgくらい採れたかなぁ。
デカハマグリとホンビノスも。

IMG_5371

アサリは大粒で貝殻がぷっくりと厚くて良い形をしています。
見た目もとても良いですね。
もちろん味も良いです。

が、この砂地の大粒アサリと、カキ殻ポイントのアサリを比べると、自分はカキ殻ポイントのアサリのほうが美味しいのではないかと思います。

何かの番組で観たのですが、砂地で育ったアサリは障害が無いのでストレス無く殻は大きく丸く厚みのあるものになる。
牡蠣殻などの障害物の沢山ある場所のアサリは比較的平べったい外観で変形した歪なものも多く、殻も薄くなるが、その分身が殻の中いっぱいに詰まっている。
のだそうです。

実際、カキ殻ポイントのアサリのほうが、身が殻いっぱいに詰まっていて味が濃いような気がするのです。

どちらも天然の三番瀬のアサリですので、市販のアサリに比べてたら味が濃く美味しい事には間違いないのですが、あえて両方を比べればって事で。(^^;)

IMG_5372

これはシオフキ。
アサリより砂抜きが難しいとの事ですので、船長オススメの方法で佃煮にしてみましょう。

鍋にぶちこんで、お酒を少し入れて蒸します。
殻が開いたら、身を取り出します。

IMG_5373

この時点で、少し砂が付いているものもありますので、サッと水洗い。

酒、醤油、みりん、砂糖で煮詰めます。

IMG_5374

出来上がり。

ウン!なかなか美味しいですよ。
船長ありがとう!

潮干狩り渡船は7月末の干潮まで出す予定のようです。
三番瀬の天然激ウマ浅蜊をぜひ食べてみてください。

ちなみにアサリは産卵期が終わると少し味が落ちますので、行かれるのであればお早めに。

 

 

 

 


3 thoughts on “2015年の三番瀬のアサリ

  1. TRAVAIR

    こんにちは。

    今年、砂場のポイントに行きましたが、カキ殻のポイントに慣れていると逆にその習慣が抜けず最初は難儀しました(笑)

    我が家はアサリ5kg、シオフキ2kgその他ハマグリとホンビノスで計8kg程の収穫でした。

    また行きたいけど上手く出船日と予定が合わないのが残念です。

    1. hamu Post author

      あのポイント、カキ殻の上に砂を運んで撒いたんですかねぇ?深く掘るとカキ殻が出てきますね。
      あれだけ人が入ったら、さすがにもう収穫数が減っているみたいです。
      上にも書いたけど、カキ殻ポイントの方がアサリの味は濃いような気がします。

  2. Pingback: 2017年の三番瀬のアサリ – @hamuccho

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Translate »