2016年4月 ミャンマー【3日目 ヤンゴン〜チャイティーヨー】

【チケットを買いに】

今日も良い天気です。
ホテルの屋上がレストランになっていて、朝食はそこで。このホテルの売りかな?

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風が吹いていて、気持ちの良いテラスです。
この画像をFBに載せたら、スイカの上にパンを置くな!と叱られました。w

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ヤンゴン川からスーレーパゴダまでぐるっと見渡せます。

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昨晩行ったスーレーパゴダ。

小さな格安のホテルですが、立地は便利ですし、スタッフが本当に感じが良かったです。
出かける時、帰ってきたときは必ず挨拶の声をかけてくれるし、何か必要なものは無い?と聞いてくれます。

さて、今日は明後日のバガン行きのバスチケットを予約しなくてはなりません。
バガンまではバスで約9時間。日中便と夜行便があります。
今回は景色も見ながら移動したいので、日中便を取ろうと思います。

バスは郊外のアウンミンガラー バスターミナルから出ますが、チケットはヤンゴンセントラル駅付近の会社で買えるようですので行ってみましょう。

10時半くらいにゆっくりとホテルを出て、暑い中テクテク。
まずは、ボージョーアウンサンマーケットで両替。

さらにテクテクとセントラル駅の方へ歩いていると、周りから声がかかります。
「チケットかい?」
「バスを予約するの?」

どうやら旅行者に声をかけて、チケット販売の案内をしてチップを取る人達っぽいですね。

「必要無いよ〜♪」
と答えればすぐに開放してくれますので楽です。

すると今度は日本語で声が。w
「こんにちは。またお会いしましたね!」
見ると昨日、同じように路上で少し話しをしたお兄さんです。その時は二言三言話してスルーしました。

自分「おや、今日も会いましたね。今日は何をしているのですか?」
兄さん「油売ってます。」
自分、爆笑!

正直過ぎて笑ってしまいました。彼は日本語がとても上手です。
しばらく話しをしながら一緒に歩きます。

日本語はお寺等がボランティアでやっているスクールで勉強したそうです。
有料の日本語学校は高いので行けないと。
最近日本人の会社に雇われたのですが、ボスが今日本に帰っているのでヒマなんだそうです。w
最近作ったばかりの化粧品関係の会社だと言っていました。

名前はミアウンさん。
悪いヤツでは無さそうなので、彼に「バガンまでのチケットを買いたいのだけど、手伝ってくれる?」とお願いする事にしました。油売ってるみたいですしw日本語で希望を伝えられればとても楽ですからね。

少し歩いて、旅行会社へ。

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右がミアウンさん(以下ミヤさん、アの発音がヤとアの中間なんです)、奥はツアー会社のスタッフ。おいらモザイク。w

ここで、明後日のバガン行きのバスチケット片道20,000チャット(2,000円)弱だったと思います。
後でネット調べたら、自分が乗ったバスは2014年の情報で13,500チャットとありましたので、値上がりしたのか、コミッションが入っているのか。まあ誤差範囲ですけどね。

さらに、明日の予定が無いので、チャイティーヨー(ゴールデンロック)まで行ってみたいのだがどうかな?と相談してみると…。

ミヤさん曰く、ヤンゴンに居てもヒマを持て余すからぜひ行っておいでと。w
ヒマなのはあんたでしょうが。ww

ただ、チャイティーヨーまではバスで5時間近くかかります。そこからさらに山頂までトラックで移動するのですが、これの時間が不確定なので日帰りはかなり厳しいという情報をネットで得ていました。

しか〜し!
確認すると、夜行バスのツアーがあると言うのです!
そんなのはネットの何処でも見なかったです。いいじゃん!

今晩21時にヤンゴンを出発して、深夜にチャイティーヨーの麓のキンプンという街に到着、そこで仮眠して、朝一のトラックでチャイティーヨーに登って、お昼前に降りてきて、バスでヤンゴンまで戻ってきます。いいじゃんいいじゃん!

外国人も参加してるの?と聞くと、大丈夫!との事。
さっそく手配してもらいました。

バスツアー代が30,000チャット(3,000円)くらい。で、板の間で仮眠だと言うので、別に近くのホテルを取ってもらいました。35ドル。が、正直後から考えたらこれは必要ありませんでしたね。

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こんな風に各チケットやバウチャーをそれぞれ別の封筒に入れてくれて、表にバス停の場所とか、時間、行き先の英語、ミャンマー語の標記を書いてくれます。
外国人が迷ったらこれを周りに見せれば、教えて貰えます。
本当にいたれりつくれり。
ミャンマー人の親切さがもの凄く現れてる気がします。

街中でもバスの中でも田舎でも、ミャンマーの人達は本当に親切なんです。
迷って何か聞けば一生懸命に答えてくれるし、向こうから声かけてくれる事も多かったですね。

思いがけず、今晩からのチャイティーヨー観光も決まってしまい、気分が良いです。
お昼も近いので、何か食べに行きましょうとミヤさんを誘います。

ヌードルを希望すると、有名店に連れて来てくれました。

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999。シャンヌードルの有名店です。

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ツルツルお米麺にあっさりスープ。美味しいっすなぁ。

ミヤさんはもうご飯済ましているというので、スプライトだけとか。
食べればいいのにねぇ。遠慮深いと言うかなんというか。

その後、今晩のチャイティーヨー行きのバスの集合場所が良くわからないと行ったら、連れていってくれました。ヤンゴン中央駅のロータリーでした。

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元JRの車両が停まっています。

そう言えば少し前に日本のニュースで話題になっていた、ヤンゴンを走る広島の路面電車は、1日数本しか運行していなくて、誰も乗ったこと無いそうです。
まぁ、テレビのニュースってそんなもんです。一部分しか伝えていない。ww

この時点で14時過ぎ。
ミアさんが「バス乗ったことある?」

ヤンゴンには無数のバスが走っているのですが、表示がミャンマー語なのでまったく何処行きか分からないので乗ったことありませんでした。

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じゃぁ、コレに乗ってみよう!

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乗った!w
日本のバスの中古ですね。禁煙のプレートとか乗降ブザーが付いてます。
が、もの凄い違和感あるの判ります??

運転席は右側で乗り降りのドアも右側にあります。
ミャンマーは日本と逆の右側通行なんです。
でも、走っている車の大半は日本の中古車ですので右ハンドル。ほぼ皆が逆ハンドルの外車乗ってる感じなんですね。
路線バスとかは、さすがに乗り降りに支障をきたすのでこんな風に改造されています。

そう言えば、3年前に来た時は神奈中カラーとか横浜市バスカラーとかのバスがそのまま走っていましたが、外装は上塗りされてしまったのか、あまり見かけなくなっていましたね。

激渋滞なので2停留所でパスは降りて。w
ロンジーを買いにマーケットに連れていってもらって履き方を教えてもらい。

さらに、ミヤさん、「マッサージ行く?」
おいら「それって、あっち系じゃ無いの?」
ミヤさん「違う違う、普通のwwww、ちゃんとマッサージの資格持ってるから上手だよ。」
おいら「行く!」

連れて行かれた店は、看板とかまったくナシ。
2階上がってドア開けたら真っ暗だし、怖えぇぇ。
フロアはとても広いようですが、複雑に仕切られた小部屋になっていて迷路のようです。
部屋の中にはテレビ、マットレスと枕。さらに怖えぇぇ。w

施術は1.5時間で20,000チャット。(少し高い気がするからミアさんのコミッション入ってるカモ)

通されたのは相部屋。すでにミャンマー人のおぢさんと女の子がマッサージを終わって寛いでる状況。
何このガイジン!?的目線で見られる。
いやいやいやいや。カーテンも無い隣で施術とかちょっと…ww

一人部屋にしてもらうと10,000チャット追加だそうですが、躊躇なく追加。

渡された短パン、Tシャツに着替えて待っていると、めっちゃ力強そうな女子がやってまいりました。

ミャンマー語しか出来ないそうなので、「ミンガラバー!(こんにちは!)」と言ってみるがあまり受けず。(^^;)
ミヤさんは「じゃぁ、1.5時間後に来るね〜♪」と言って出て行ってしまい。

ついにこのままタケノコ詐欺の餌食か!!

と思いきや…
この娘のマッサージがめっちゃ上手。

力強いのですが、痛くてギブアップの少し手前で、ゴリゴリ来ます。
手だけで無く、肘とか膝とか色々駆使して、足で踏み潰したりもで痛い時もあるのですが、10分もしたらすっかり信用して任せっきり状態に。

結果本当に普通のマッサージで、余計なサービス強要も無く、1時間半のはずが2時間以上やってくれて、途中でミヤさん帰ってきて、隣でおいらが虐められて「うがー!」といか言ってるのを笑って見てるというシュールな状況でした。
ミヤさんが通訳してくれたのですが、もの凄い凝ってたからサービスで少し長くなったって言ってました。いや〜、ええ娘やん!チップチップ!

また明日も来てね!って言ってたけど、さすがにこの店は外国人一人では敷居高いわ〜。

ミヤさん曰く、マッサージ屋はまだミャンマーでは正式に認可された商売では無く、ある意味裏商売なので、こういった少し怪しい感じで営業しているが、マッサージ師はきちんと勉強しているので上手な人も沢山居る。あと数年したらきちんと政府の認可制になって、そうすればもっと観光客が使える店が出来るのでは無いかとの事でした。

マサージ屋を出たところで17時過ぎ。
そろそろホテルへ戻って、今晩からの用意などしなくては。

ミヤさんにその旨伝えて、ホテルの前まで送ってもらいました。
本当に色々とお世話になったので、お礼のチップを3,000円ほど差し上げました。自分は日本語の勉強だからと、最後まで恐縮しているナイスガイでした。

 

【チャイティーヨーへ】

ホテルで少し休んでから、カメラバッグに簡単な着替えとか必要なものを詰めて、半泊2日の用意完了。
バスの出発は21時ですが、20時半に集合との事でしたので、食事やら歩く時間なども見て19時過ぎに出発。

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生姜焼き定食。昨日の豚骨ラーメンのお店。また来てしまった。ww
バスに乗るので飲み過ぎないようにって事で。(^^;)
普通に美味しいし。w

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せっかくですので、夜のスーレーパゴダを見て。

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そのままヤンゴン中央駅までテクテク。

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夜のヤンゴン中央駅。

駅前にツアーバスが沢山停まっていました。
近くに居た人に聞くと、すぐにどのバスか教えてくれて。

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こんなバス。
自分が乗ったのが8時20分くらいだったのですが、驚いた事にすぐに発車。
最後だったみたい。21時発だけど出ちゃうんですね。

他でも経験したのですが、ミャンマーの人ってバスとかの集合時間にはかなり余裕を持って行動するみたいです。少し日本人と似てる??

途中何度か停まって、乗客を追加しながら進みます。

外国人は自分だけ、当然車掌?さんのアナウンスもミャンマー語。さっぱり分からん。w

隣の席のおぢさんは、途中から親戚一同っぽい6人で乗ってきた人。
片言の英語ですが、この人もはやり日本人が大ボスだとかで、非常に親しげに接してくれました。
このおぢさんが、停車のたびに食事ね、◯◯分ね。とか教えてくれたのでまったく問題無く過ごせました。

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1回めの休憩&食事タイム。
って言ってももう23時過ぎですけど…

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沢山あるおかずから2〜3品選んでお皿に盛ってもらう典型的なドライブインスタイル。
お腹空いて無かったんだけど、なんとなく食べてしまった。w
左の野菜とスープ(まだ来てない)は必ず付いてきます。2品で2,000チャット(200円)。
ちなみに生野菜は手を出さない方が無難です。
ビール飲もうか悩んだけど、トイレ近くなりそうなので止めました。

会計で5,000チャット札出したら、細かいの出せとか言われて、困ってたら隣のグループの方が両替してくれました。やさしいなぁ。

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この後もう一回休憩があって、25時半くらいにバスはキンプンに到着しました。

到着後、一行はレストランの奥にある板の間で朝まで雑魚寝です。
自分は近くのホテルを取ってあったのですが、雑魚寝で十分だった気がします。

ボーガ テディ ホテル

トイレ、シャワー共同のシングルルーム、朝食付きで35ドルでした。
部屋は綺麗です。トラック乗り場も直ぐ目の前。
シャワーを浴びてベッドでゆっくり寝られますので、そちらの方が良い方にはお勧めです。

明日(今日)は6時半の始発のトラックを目指します。

 

 


6 thoughts on “2016年4月 ミャンマー【3日目 ヤンゴン〜チャイティーヨー】

  1. TRAVAIR

    おお、元JR東海のキハ11ですなぁ。ミャンマーには日本の車両が大量に輸出されているので撮影に行きたいなぁとは思ってますが鉄道は軍事機密扱いなので撮影が厳しいのが残念です。
    旅行会社の壁に貼られている飛行機がATRだらけのもミャンマーらしい。
    いやーバスもなかなかすごい。日本の中古を改造して使うところがミャンマーらしいけど、夜行バスはなんかかっこいいし。
    乗り物好きとしては触手が伸びます(笑)

    1. hamu Post author

      鉄道も車も日本の中古だらけなので、楽しいと思いますよ〜。
      撮影厳しいんだ。ヤンゴンの環状線あたりなら問題無さそうな感じでしたけどね。

      バガンから帰りに飛行機乗ったのですが、ATRでしたよ。
      ミャンマーって航空会社が沢山あるけど、やたら欠航するので大変でした。(2回他社振り替えw)

  2. ポンタ

    楽しく記事を読ませてもらいました。チャイティーヨー夜行バスツアーを私も利用してみたいのですが、どこの店で購入されましたか?

    1. hamu Post author

      ポンタさん、こんにちは。
      お読み頂きありがとうございます。チャイティーヨー夜行ツアーですが、現地でツアー会社を記録していなかったのですが、後で撮ったチケットの画像を見ると「Asia Dragon Travels」となっていますね。ぐぐってみたらココでした。地図の場所も同じなので間違い無いと思います。
      チケットをそれぞれ封筒に入れてくれて、集合時間などを書いてくれたりとても親切な印象でした。
      http://www.asiadragontravels.com/
      現地で飛び込みで発券で大丈夫だと思います。
      楽しい旅になりますように。(^^)

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