2016年4月 ミャンマー【5日目 ヤンゴン〜ニャンウー】

今日はバガンに移動します。
バスで約9時間、出発はヤンゴン郊外のアウンミンガラーバスターミナルで8時。チェックインは7時半です。
ダウンタウンからアウンミンガラーバスターミナルまでは、タクシーで小一時間かかるようです。
他にも乗り合いバスとか、方法はあるらしいですが、ここは無難にタクシーで。

チケット購入時にツアーデスクの人にも、ホテルは5時半には出たほうが良いよと言われ。
ホテルでもアウンミンガラーに7時半なら、チェッアウトは5時だね!と言われ。
ミャンマー人、どんだけ時間に余裕見るんだよと思いつつも、郷に入れば郷に従えで率直に5時前に起きまして、チェックアウト。

ホテルでタクシーを手配してくれていたので、それに乗りましてバスターミナルへ。

朝早いので渋滞も無く30分ほどで近くまで到着。
ところが、このバスターミナル、めっちゃ広いです。
ターミナルと言うか、各バス会社の小屋がズラーっと並んでいて、その前に各社のバスが1〜3台停めてある感じ。さらに近づくと超渋滞していて、自分の乗るバスの場所までなかなか着きません。

IMG_7060

こんなん、初めてじゃぁまったく分からんわ。w

でもタクシーのドライバーさんは、ちゃんとバス会社を把握していてくれて、無事到着。
結局1時間以上かかりました。1,3000チャット。
ちょと高い気がするけど、ホテルに呼んでもらって、朝待機しててくれたからまあいいかね。

ちなみに、バガン(ニャンウー)行きのバスは沢山の会社が出しています。
中でも旅行者に人気のあるのJJ EXPRESS(夜行のみ)とE-Lite(朝・夜便あり)、特にJJ EXPRESSは3列(1列+2列)シートなので、ゆっくり寝られるようです。

自分が乗ったのは、Bagan Minn Thar。どちらかと言うとローカル向けの安めのバスです。
一昨日の購入時にバス会社の指定も出来たかとは思うのですが、まぁ大差無いかな〜と。w

案の定、外国人は自分だけのアウエーな感じで。

[youtube width=”640″ height=”360″]https://youtu.be/YKKVFdVTsf4[/youtube]

発車前の社内。
ありがたい感じのVTRがかかっています。

この独特のメロディーっぽい節のあるミャンマーのお経は、お寺や街中など至る所で流れているので、ミャンマー滞在中にすっかり耳に慣れてしまっていて、意味は分からないのですが聞いていて心地よくなってきています。

バスは定刻に発車。

IMG_7062

3時間弱走って、最初の休憩です。
朝ごはん食べて無いので、何か食べましょう。

バスには水が1本とハミガキセットが付いていますが、ご飯はついてません。

IMG_7063

なんとなくパンの気分だったので。
焼きたてで美味しかったので、ちょっとビックリ。

IMG_7067

バナナ。一本ちぎって買えます。(^^)

IMG_7064

福井交通さんも来てます。w
自分のバスは左から2番め。

IMG_7066

「回送」のところが「バガン」って書いてあったら完璧なんだけどなぁ。

さらに3時間ほど走って、2回めの休憩。
バス内にトイレはありませんので、トイレ近い方は必ず行ったほうが良いかと。
ただ、いくら飲んでもみんな汗になってしまうので、あんましオシッコ出ないんですよね〜。

日中のバス車内はエアコンも効きが今ひとつで少し暑い感じです。
一昨日のキンプン往復の時も、行きの夜行は寒かったけど、帰りの日中は暑かったですね。

IMG_7068

2回めの休憩は、田舎の小さなドライブイン的な。

IMG_7070

周りも何もね〜。

IMG_7069

これが乗ってるバスなんですけど、コンコルドのイラスト!
コンコルドが流行ったのって、1970〜90年くらいでしょうか?
バスの型的にもこういう窓が開けられるタイプって自分らが中高生くらいまでだった気がします。
その頃にどこかのエアポートリムジンか何かだったんですかね?
この塗装覚えてる!って方がいらっしゃったら教えて欲しいものです。

IMG_7071

車内にはこんな懐かしボタンも付いてましたよ。

車内では今回はお隣に誰も居ないので、特にお話する相手も無く。

IMG_7072

外もず〜っとこんな感じですので、5分で飽き。w

9時間きつかった〜。

16時半くらいに、バガンのバスターミナル到着。街中からは少し離れているのでタクシーに乗ります。
バスを降りると、カモ見っけ!とばかりに「ホテルは決まってるかい!」とか色々寄ってきますので、断りつつタクシーは?と聞けば大丈夫です。
ニャンウーのホテルの場所を言うと、10,000チャット!と。高っけぇなぁ。
5,000っ!→ノー!→8,000!
あ〜。もうめんどくさいからいいや。

バガン周辺のエリアは、遺跡などがあるオールドバガン、遺跡を観光などで見せる為に人々を移住させて作られたニューバガン(高級ホテルもここに多い)、昔からある街のニャンウーの3つに別れます。
今回はニャンウーに泊まります。

バスターミナルからの途中の道路脇に外国人の入場パスを購入する関所の建物があります。
ドライバーが止まりますので、車から降りて建屋の中でお金を払ってパスをもらいます。

IMG_7211

25,000チャット(2500円)で有効期限は5日。
これだけで、個々の遺跡や寺院などでの入場料は一切かかりませんが、たまーにチェックされますので、このカードをお財布に入れておきましょう。
左側の丸い穴がチェックされた跡です。

この入場料、ここ数年で10ドル→15ドル→20ドル→25ドルと急激に上がっています。
ネットで見てたらさっぱり分からんちんだったのですが、2016年4月現在では25,000チャット(25ドル)が正解でした。

ついでなのでここで書いちゃいますけど、ミャンマーってアジアの中ではまだまだこれから発展して行く国のイメージで、多くの企業が労働力や参入コストが安いので参入を狙っているイメージがありますよね。
ですから観光で訪れると物価がもの凄く安いのでは無いかと思ってしまいますが、実際はそうでもありません。
現地人価格と観光客価格がきっちりと分けられていますので、外国人が行くような場所や交通機関では、それほどの格安感は無いと思います。
今までの投稿で書いてきた値段見て、同じように感じられた方も多いのでは?

国内線の航空券を買おうとwebサイトを見ていたら、ローカル価格と外国人価格がきっちり明記されていてビックリします。(2〜3倍違いますね)

正直、交通機関や食事等はタイの方が割安な気がしますし、さらについでに書いてしまうと、ここ数年のニッポンの方が、アジアの今発展しつつある国々よりも物価は安いのでは無いかと思ってしまう事もたびたびあります。

IMG_7210

これは、ある日の日本の餃子の王将での食事ですけど、これで1600円ほどでした。瓶ビール1本付きです。
同じようなものをタイでエアコン付きの食堂で食べて500バーツって言われたら、ウン!安いね!さすがアジアって思うのでは?

衣料品も他国で買うよりも日本の方が安い事が多々あります。

日本人が安いアジアを求めて旅に出る時代はすでに終わりかけている気がします。
「チープで美味しいもの、良い物のある物価の安いニッポン」を目指して、アジアの各国から沢山の旅行者が来始めていますもんね。

すみません。話しがだいぶ逸れました。

ホテルに到着です。

IMG_7080

ちょっとプチリゾート風。

オアシスホテル

アゴダで予約のみの現地支払いで$35/泊でした。

IMG_7074

IMG_7075

このトイレがまた修羅場になるのですがww、その話しは後で…ww

なかなか素敵ホテルで気に入りました。

さて、夕飯に行きましょう。

IMG_7084

ホテルから歩いて5分ほどのところに、レストランが集まる4thストリートという通りがありました。

IMG_7083

馬車がパカパカ、のんびりしてて凄く良い感じ。
知らない白人の旅行者とかとすれ違うと「ハイっ!」って挨拶してくれます。
こういう場所は大好物です。(^^)

IMG_7089

テラス(というか道端)の席が良い感じのこちらのお店に。
彼ら、3人で生ビール1杯ずつと焼きもろこし1本シェアで1時間半くらい居たな。w
ミャンマービールのドラフトって1杯100円以下なんですよ。たしか700チャット。
何故か瓶ビールより劇的に安い。そして美味い!

IMG_7091

色々焼いてもらって、ビール。もちろんミャンマードラフト。
おかわり待ち。
生ビール2杯とこれで4,800チャット(480円)でした。
あ、さっきの物価の話しと外れますね。w
田舎に来ると食事はそこそこ安いですね。

IMG_7093

帰る頃にはすっかり暗くなりました。

IMG_7094

これはお土産の傘屋さんなんなのですが、昼間はたいしたこと無いけど、夜はこんなディスプレイで思わず購買意欲が…。
買わなかったけどね。w

IMG_7096

と…
歩いていたらいきなり停電。道まっくら。
ヤンゴンでもそうでしたけど、19時前後に必ず1度停電がありましたね。
30分くらいで復旧します。またホテル等は自家発電を持ってるので何も影響ありませんでした。

が、歩くとなるとちょっと怖かった。

IMG_7098

ホテル到着。

明日はいよいよバガンの遺跡を見に行きます。

 


2 thoughts on “2016年4月 ミャンマー【5日目 ヤンゴン〜ニャンウー】

  1. TRAVAIR

    コンコルドのバス、どっかで見たことがあるなぁ~と思ったら、千葉交通のエアポートパスだったようです。排ガス規制の時に日本の中古バスが結構、流れて行ってるようなのでバスマニアにはたまらないでしょうなぁ~

    エアコンの効きが今一なのは冷房が日本仕様のままなのかな?

    1. hamu Post author

      お〜!やっぱりそっち系のエアポートバスだったんですね。
      横にスライドして窓が開くバスって、何十年ぶりかに乗りましたよ。
      降車ボタンも昔のままだし。
      40度オーバーの外気温にはさすがに日本のエアコンは厳しかったです。w

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Translate »