8時にチョムロンのロッジを出発です。
今日も一気に谷を一つ降りてまた登るパターン。(^^;)
これは帰りにチョムロン側から撮った写真なのですが、この手前の谷に一度降りて、向こう側の山の中腹に見える道をマチャプチャレとアンナプルナの間に谷に向かって入って行きます。トレッキング初期にコレ見たらげげ〜っってなったけど、なんかもう慣れてしまって、あ!あれ登るのね!程度にしか思わなくなってます。ww
村のA.B.C側の出入り口付近にある許可証のチェックポイント。
チョムロンは比較的大きな村なので、ロッジ以外の民家も沢山あります。
吊橋渡ってまた登って、休憩。
今まで歩いてきた道を振返るとこんな。斜面に家が点在してるのがチョムロンです。
ちなみに、チョムロンには携帯の基地局もあって電波も安定しています。
3Gも低速版ですが常に繋がりました。
ここで仕事の連絡があって、メールやらLINEやらで連絡したのですが、東京とLINE通話が普通に出来てしまって驚きました。
ここから先は急激にネット環境が悪くなります。
こういった感じのミニ滝はいくつも出てきます。休んでいるのは前々日のロッジで一緒だった中国の女性。
一人でガイドもポーターも無しで歩いています。
ずっとスマホで音楽聞きながら歩いているのですが、ここらあたりの景色と宇多田さんの新曲の「道」が合うことと言ったら…。
単純に天然水のCMの影響なんですけどね。w
バンブーでお昼。トマトスープとボイルドエッグ。
飲み物はホットレモン。一昨日くらいにコレが美味しい事に気がついて、それから休憩の飲み物はずーっとコレ。
渓谷の両側にはこんな大きな滝も沢山ありました。落差が凄いですよね。
雨季は水量も凄いそうです。
途中で日本人カップルとすれ違いました。
日本の山と同じように、ヒマラヤでもすれ違うと「マナステー」って挨拶するのですが、顔見た瞬間に!!って感じで日本人だと分かります。
少し言葉を交わして、「上の景色は凄いから頑張って下さい!」って励まされました。
いやホント、それだけが楽しみで頑張ってます。
バンブーの次はドバン。そこからヒマラヤホテルまでがキツかった。
ラスト1時間半、死んだ目でひたすら足を出し続けました。
ここでヒマラヤホテルまで行けないと、明日A.B.Cは厳しくなります。
M.B.C(マチャプチャレベースキャンプ)でもう1泊になってしまいますので、踏ん張りどころ。
16時前になんとかヒマラヤホテルに到着出来ました。
ここにはロッジが2軒しかありません。シーズン中は毎日ほぼ満室。
1人とか2人のトレッカーは相部屋になります。
ここまで歩いてくる間で、ペースが同じでだいたい良く見る顔が分かってきて、相部屋もその人達となることが多いようです。
ご参考までにチョムロンから先、A.B.Cまでの各ポイントのロッジ数。
ということで、前出のシンガ女子2名とポッチャリくんと自分の4人で相部屋となりました。
部屋で初めてきちんと挨拶。
女子2名は、ジョリーとティナ。ポッチャリくんはグエンくんでした。
ジョリーはセミロングの美人さん。ティナはショートカットのメガネ女子。二人共スラッと背が高くてスリムです。
グエンくんはメガネ、ぽっちゃりのオタク系。ザックから不思議な保温スプレーとか出してきて自慢してたり、やっぱしちょっと面白キャラでした。
3人ともアラサーくらいかなぁ。
ここヒマラヤホテル(という名前ですが他と変わらぬロッジです)は、ホットシャワーがちゃんとありました。
昨日のチョムロンで最後のホットシャワーかなぁ?と思っていたので意外。
自分は寒かったので入りませんでしたが、ティナとか30分くらい入ってて皆に「なげーよ!」とか言われてました。w
夕飯のダイニングも混み混み。
1人分のスペースに入り込ませていただいて、スープヌードル。
その後は部屋に戻って、少し雑談して。自分が多分一番に寝ちゃいました。
そうだ、ガイドさんの事を少し書きましょう。
この日、部屋は満室。一部入れないお客さんは4名ほどダイニングで寝たそうです。
当然ベッドのブランケットも足らなくなります。
皆シェラフは持ってきていますが、冬用の良いものでないとブランケット無しでは厳しいです。
我がガイドのSukmさんは、きちんと自分用のブランケットを確保して持ってきてくれました。
他の3人のガイドさんはそこまで手配できなかったようで、ブランケット無し。
食事を希望の時間に希望のものをきちんと手配したり、部屋ときちんと良い場所を確保したり、相部屋の場合は予め他のガイドと話し合ってお客さんが嫌がらないような組み合わせを考えて了承をとったり。
ただ道案内をして歩くだけでなく、そう言った細かい仕事もきちんとこなせるかどうががガイドさんの良し悪しでは無いかと思います。
冒頭でガイドさんへの支払いをケチらない方が良いと書いたのは、そんな理由もあります。
良いガイドさんに当たれば、そのトレッキングは気持ちのよいものになると思います。一人の場合は特に。
さて!明日はいよいよ最終目的地のアンナプルナベースキャンプです!
いつも楽しみに見てますよ。
ありがとうございます。
先が長すぎて苦しい…^^;