5時半起床。標高4130m。時計の表示は4015mですね。まぁ、気圧ベースで計ってますので。w
室温3.5℃。
朝日に照らされるアンナプルナを見に行きましょう。
ロッジから5分ほどの丘?のところに皆集まっています。
丘の方へ。寒いです。風にはためくタルチョ。ヒマラヤっぽい〜。
だいぶ明るくなってきました。
一番左のピークがアンナプルナサウス(7,219m)、中央少し右の平たい感じがアンナプルナ1(8,091m)。
手前の灰色のは氷河です。上に砂(土)が乗って真っ白では無いですが…。w
そのさらに手前(画像の真下)は巨大な川の跡のようになっていて切り立った崖です。ちと足がすくむ。
ヒマラヤで一番高い山はエベレスト(8,848m)で世界最高峰です。そして8,000mを超える山で初めて人類が登頂に成功したのはこのアンナプルナ1(8,091m)。
しかしこの山、南側は絶壁、北側は雪崩の巣ということで挑戦者は少なくこれまでで160名ほど、登頂の成功率はダントツに低くて死亡率は42.8%と言われています。
別名キラーマウンテン。
エベレストはこれまでに5000人以上が挑戦していて、死亡率は5.7%です。
全体を360°VRもどぞ。
もう一つ。
アンナプルナ3にもちょっと陽が当たってきました。
左からアンナプルナ3(7,555m)、ガンダルバ・チュリ(6,248m)、マチャプチャレ(6,997m)。
山の形としては、尖ったマチャプチャレが一番格好いいですよね。
ロッジに戻って朝ごはんにします。
そして、8時半下山開始。(早っw)
お天気良く山も良く見えていますので、昨日の場所でもう一度記念撮影。
目的果たした感がいっぱいで足は軽いです。^^
下からは次々と登ってくる人が。
なんとなく「オイラはもう見てきたぜ〜♪」と優越感が。ww
グエンくんが登ってきました。苦しそう。
「Keep it up!」と越えをかけて。
一緒に写真撮りたかったけど、なんだか苦しそうで申し訳無いので遠慮しました。^^;
そのままM.B.Cには寄らずに下山。
ジェリーとティナにも会えるかと思ったけど、すれ違いませんでした。
残念だな〜。
あとはただひたすら下るのみ。
皆同じなのでちょっと渋滞します。
12時半にヒマラヤホテル到着。昨日8時間かけて登った道を4時間で降りてきました。
ツナサンドとホットレモン。
ちょっと固形物が食べられる気分になってきました。w
一昨日は少し緊張して泊まったロッジも、今はのどかな感じです。
ちょっとブレてしまいましたが、マーケットポーターの人達。
ポーターにはトレッキングポーターとマーケットポーターの2種類があります。
トレッキングポーターはトレッカーの荷物を運ぶ人。
マーケットポーターは、ロッジの機材や食料品等を運ぶ人です。
これは明確に分かれていて、マーケットポーターがトレッカーの荷物を運んだりはしません。
A.B.Cのマーケットポーターは、チョムロンからA.B.Cまで、我々が2日かかって登る道を30kg以上の荷物を担いて1日で登ります。
そして帰りはこのように空荷で飛ぶように降りて行きます。
超人的な体力です。でも給料はトレッキングポーターに比べてとても安いとか。
16時半、バンブー到着。一日で標高1800m下りました。
ここまで来ればビールが飲めます!
夜はフライドライスと、持参したフリーズドライの柔麺。
これ美味いわぁ。日本の出汁は最高だわ〜。w
久々にスマホのアンテナが立っているので、ネット。
ダイニングの窓際で窓にスマホを立てかけた状態で時々繋がる感じです。
ずっとそこでやってたら、Sukmさんにインターネットジャンキーだと言われました。ww
おやすなさい。