2017年の三番瀬のアサリ

毎年3月くらいから「三番瀬のアサリ」シリーズへのアクセスがどっと増えます。

ひとつテンヤと潮干狩り(2012年版)
三番瀬のアサリ掘り(2013年版)
今年の三番瀬天然アサリは豊漁です(2014年版)
2015年の三番瀬のアサリ
2016年の三番瀬のアサリ掘り

今年は干潮となかなかスケジュールが合わず、5月12日(金)にようやく行ってきました。
毎年恒例の妙典・江戸川放水路のたかはし遊船さんです。

今年は沖の牡蠣殻ポイントでした。
震災前からずっと通っていますが、その年によりポイントは色々です。
沖の牡蠣殻ポイント、沖の人工干潟、放水路出口の岸壁横の殻場などなど。
今年のポイントは例年より浦安寄りでしたね。

当日の干潮は16cmでしたので引きはぼちぼちといった感じで、すでに掘られている場所も多く、良い場所に当たればザクザクと出てきますが、居ない場所にはまるっきり居ないという感じで、場所を変えながら夢中になって掘って3〜4kgくらいでしょうか。

今年は自分にはビノスはほとんど混ざりませんでしたね。

干潮が12時少し前だったのですが、上げは早くて沖目で掘ってるとあっという間に海水が…。

お天気はよく、Tシャツで汗だくになる感じでしたね。


三番瀬干潟から360°VRどうぞ。

砂抜き中。

10分もするとニョロニョロと元気いっぱい。

この渡船で渡る三番瀬のアサリ堀りは、潮干狩り場と違い天然モノのアサリです。
牡蠣殻のポイントで掘る事が多く、潮干狩り場と異なる部分が沢山あります。
過去にも書いていますが、念のためもう一度簡単にまとめておきますね。

  • 熊手は大きめの上部なヤツが良いです。100円ショップのはすぐ壊れます。釣具屋で売ってる柄が50cmくらいあるヤツが良いかと。
  • 足元は長靴必須です。ビーサン禁止。足を切ります。あとゴム引きのカッパとかウエーダーがあると汚れないし座れるので楽です。
  • 軍手必須です。素手では30秒でカキ殻で切って血だらけになります。
  • 軍手の下にゴム手(手術用みたいなピッチリしたやつ)を付けると爪が泥で真っ黒になったり傷だらけになるのが防げますのでおすすめです。
  • 間違っても綺麗なネイルをした彼女を連れてきてはいけません。おそらく破綻の原因になります。ww
  • ポイントは牡蠣殻とちょっと臭うドロっぽい砂の場所です。イソメやらの一般の方には得体の知れない生き物も沢山居ます。きゃーって言う人は無理だと思います。w お子さんはカニが居たりもするのでワイワイ楽しんでいますね。
  • 1センチ掘った程度で見つかるアサリは90%中身は空っぽ又はドロです。本命は3〜5cm掘ったあたりに居ます。その深さで石やらカキ殻があるとその周りに固まって居る事が多いです。(その辺は慣れると段々わかってきます)
  • ペットボトルを持参して海水を持って帰ると自宅での砂抜きが楽です。
  • 泥のような砂ですので1晩は砂抜きが必要です。
  • 砂抜き後、近所へあげたり冷凍保存する前に、もう一度ニセモノ(空の貝)が入っていないかチェック必須です。もし1個でも混ざっていて料理に入れてしますと全てが台無しになります。慎重に確実に。w

といったところでしょうか。

三番瀬の天然アサリは、今の時期身がパンパンで味が濃くて本当に美味しいです。

ぜひご自身で掘って食べてみて下さい。

 


11 thoughts on “2017年の三番瀬のアサリ

  1. kazoo

    どもです。kazooです。まんまと策略に引っかかり三番瀬ブログに来てしまいました。ずっと気になっていたんですよね。嫁さんも行ってもみたいと珍しい事を、いうので出かけることにしましたが、質問させて下さい。産卵っていつ頃ですか?また使用する道具に制約がありますか?過去にいった野島の天然アサリの時は、小型のじょれんでさえ禁止されてました。後にさ、場所にもよりますがマテ貝なんかいないところでしょうか?

    1. hamu Post author

      こんにちは。
      いや、べつに策略とか無いですから。笑

      アサリの産卵って水温が20℃くらいの時だそうです。普通は4月くらいみたいですね。
      三番瀬のはどうなんでしょう。以前6月後半入ってから採ったものは身入りが悪かった気がします。

      道具はジョレンは禁止だと思います。小舟で来ている漁師さんっぽい人は腰まで入って使っていますが、渡し船の素人は基本は干いた場所だけで熊手で掘ります。水の中まで入らなくても十分採れますよ。アカニシ貝狙いの人は水に入ってますが。

      マテ貝は震災前は砂地のポイントで良く取れたのですが、ここ数年はあまり聞きませんね。ここ数年入っているカキ殻のポイントではマテ貝は生息できないかと。砂地にはまだ居るのかもしれませんが…。
      アサリ以外ではホンビノスは場所によってよく採れます。

      とにかく普通の潮干狩りとはだいぶ違いますので、一度経験してみてください。
      な〜るほど!とご納得いただけると思います。
      とにかく初めて来た人は2/3くらい中身が空(ドロ)のを持って帰りますので、それだけは気をつけて。^^

  2. kazoo

    ありがとうございます。普通の潮干狩りと異なるんですね。
    座ったり荷物を置けるところってあるんですかね。
    泥の入った貝を見分ける方法ありますかね。
    初めてなんで、すいません。
    なにせ、嫁さんを連れて行こうと思っているので、ご機嫌を損ねると後が大変なので、情報収集が大切です。(笑)

    1. hamu Post author

      そうですね。よくある潮干狩り場とはまったく違いますね。
      座る所はありません。折りたたみの小さな椅子とか、風呂の椅子みたいのががあると楽ですが、泥だらけになりますので捨てても良いようなものを用意した方が良いかと。
      荷物は渡し船に置けますが、頻繁に取りに帰るのは面倒かと。トイレも船にあります。
      泥の入った貝の見分けは、色と音、あとは口が薄いとかの外観です。怪しいのはとりあえずザルに入れて、ある程度溜まったら海水でガシャガシャ洗うと選別しやすいです。
      何にしろ、文章で書いてもおそらく一度経験しないと分からないと思います。行ってみるとなるほどなぁとなるかと。^^;
      とにかく怪我をしないように、長靴必須、丈夫な軍手必須、汚れても良い服装、丈夫な熊手を持ってまず行ってみて下さい。
      上手な人ほどは採れないとは思いますが、美味しいアサリが2kgくらいは採れると思います。
      それで面白いとか美味しいからと何回か通うと3kgとか5kgとか採れるようになります。

      1. kazoo

        ご丁寧な説明ありがとうございます。
        月末にトライいたします。三番瀬公園?かと思っておりましたが、近いが別なところのようですね。

        1. hamu Post author

          はい。三番瀬公園(ふなばし三番瀬海浜公園)の潮干狩りは他の各地の管理潮干狩り場と同じく、養殖アサリを撒いたものになります。
          こちらのブログに書いているのは、渡船で沖の干潟へ渡してもらって掘る天然のアサリです。

  3. kazoo

    行ってきました。三番瀬の潮干狩り。なかなかインパクトのある潮干狩りで、掘り難いといったらありゃしない。同行の嫁は大苦戦しておりましたが、たぶん2kgぐらいは泥爆弾混じりで取っておりました。私は3kgぐらいで泥爆弾は2,3個でした。
    さっそく砂抜きを帰宅後開始し、汲んできた海水の効果もあり、活発に吹いていました。
    翌朝、出社前に早起きし塩水を交換したのですが、その日は、飲み会があり、帰宅は深夜。あさりの面倒は私しかやっていなかったので、帰宅時は青色吐息のあさりで、こりゃ全滅したかt焦ったものの、すかさず蘇生活動を開始、完全に口が開いたあさりはポイして、残りは塩水でライ流したところ、べろんと伸びきったあさりも貝殻を閉じたので、なんとか虫の息だったあさりも救えたました。ただ、じゃぶじゃぶ洗ってそのまま冷凍してしまったので、腐りかけた水をたっぷり吸ったあさりが冷凍されてしまったはずで、味は期待できなかったのですが、翌週、私の毒味で問題ないと分かると家族も食し、昨晩はアクアパッツァ、あさりてんこ盛りでいただきました。しっかりとした貝の味、きっと少し、味が落ちているのでしょうけど、非常に美味かった。また修行を積んでいきたいですね。
    嫁さんは、あんな堀にくいところはいやだと言っておりました。(笑)ご報告まで。

    1. hamu Post author

      行かれたのですね。お疲れ様でした。
      やはり奥様にはちょっと厳しかったでしょうか。
      そうなんです。翌日午前中くらいに砂抜きは終わらせないと、この季節はアサリが逝ってしまいますね。ギリギリ無事で良かったです。
      来シーズンはぜひご一緒しましょう!

  4. Pingback: 2018年の三番瀬のアサリ – @hamuccho

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