バンコクから1日で行ける観光の中では比較的ポピュラーなメークロン市場とアムパワー水上マーケット。
貸し切りのバスで巡るツアーも沢山出ていますが、公共の鉄道やロットゥー(乗合バス)を使ってリーズナブルに巡る事も出来ます。
このブログでは2015年3月に一度行っているのですが、その後2016年にロットゥーの発着場所が変わっています。以前はBTSのビクトリーモニュメント駅を降りてすぐのところでしたが、この発着所が閉鎖されてしまい、今は旧南バスターミナルからの発着となっています。
情報更新の意味も含めて、実際にバンコクからメークロン市場へロットゥーで、メークロン市場からアムパワーまではソンテウで行ってきましたのでレポートしてみたいと思います。
【バンコクからメークロン市場までロットゥーで】
まずは旧南バスターミナルへ行かなくてはなりません。これがまたややこしくて、南バスターミナルは新/旧2つあります。新バスターミナルは大型のバスメイン、旧バスターミナルはロットゥー専用のターミナルです。場所はここ。
BTSですとやはりビクトリーモニュメント駅からタクシーが一番近いかと思います。
運転手に「パイ、サーイ・タイ・ガオ、ダイマイ、カップ?」と聞いてみて下さい。
サーイ・タイ・ガオのガオが旧です。サーイ・タイガオ、ガオ、ガオ、ロットゥー、ロットゥーと言えば意外に通じます。w
ダメだったらコレ見せて下さい。「สายใต้ เก่า」
写真を撮り忘れたのでGoogle先生の写真で。
ターミナルには沢山のロットゥーカウンターがあります、メークロン市場まで行くものも複数あります。おばちゃんが凄い勢いで客引きしてくると思いますので、これだと思ったおばちゃんに「メークロン」と言えば発券してミニバンを案内してくれます。60バーツです。
ちなみに自分の時は左側一番手前のおばちゃんに頼みました。
ロットゥーはほぼ満席になるまで発車しませんので、なるべく早く出たければすでに満員間近のものを選べれば良いのですが、なかなかそううまくは行きませんのでここは運に任せましょう。ww
早ければ即、遅くても20分も待てば発車すると思います。
メークロンまでは約1時間半ほど、渋滞無く超飛ばす運転手だと1時間ちょっと。w
途中トイレ休憩はありませんので、乗る前に済ませておきましょう。
メークロンの到着は下の地図の①のあたりです。ロットゥーはもっと先まで行きますので、ドライバーが「メークロン」と教えてくれたら降りましょう。大抵のドライバーはツーリストが乗っていると大声で教えてくれます。
メークロン駅までは赤いルートを歩きましょう。
ここは沢山のお菓子や食べ物屋台が出ていて楽しいエリアです。
有名な線路上の市場はピンが立ってるあたりから右側に100mほど、ピンの左側が駅舎です。
(②はアムパワーへのソンテウ乗り場、③は帰りのロットゥー乗り場)
自分が到着した時は11:30過ぎ。丁度電車が出ていった直後でした。
なので割と空いています。
メークロン駅の時刻表は2017年11月現在
6:20発 | |
8:30着 | 9:00発 |
11:10着 | 11:30発 |
14:30着 | 15:30発 |
17:40着 |
です。
終着駅ですので、この駅に着いてしばらくして折り返しで発車します。
列車の発着時に合わせて観光客がドッと押し寄せますのでパニック状態になります。
11:30をギリギリ逃してしまいましたので、次の14:30の到着時にここに戻ってくる事にしてその間にアムパワー水上マーケットへ行ってみましょう。
余談ですが、これご存知ですか?
プラートゥーという魚の加工品なのですが、皆こんな風に首の骨が折ってあるのです。
魚自体はサバ科の和名グルクマーというヤツのようです。
なぜ首が折ってあるのかには諸説あるらしいのですが、この丸い籠に入れやすいからとか色々。
なかなかに謎のルックスの魚。タイの各地で見かけるのですが、ここメークロンの名物らしいです。
なぜかここ最近コレをキャラクター化?したキーホルダーやらぬいぐるみやらをよく見かけます。
キモかわいい?いやいやいや。www
【メークロンからアムパワーへソンテウで】
では、アムパワーへ向かいましょう。
比較的近いので乗り合いトラックのソンテウが便利です。
乗り場は上の地図の②の場所です。
こんな感じで沢山のソンテウが並んでいますので、適当に「アムパワー??」って聞けば行くやつを教えてくれます。アムパワーまで8バーツ、10分程で到着します。
この日は土曜日。アムパワーは週末以外は閉まってる店が多いらしいので土日に訪れましょう。
こんな風に船の上で調理してくれて川辺のテーブルで食べる店とか。
なかなか雰囲気あります。
人もそれほど多くなく、のんびりとした良い水上マーケットだと思います。
子供達が水遊びしてたり。
パワーボートのエンジンがピッカピカ。速そう!
ここで昼食。もちろんビールも!
カオパットとイカの焼いたの。あともう一品頼んだ気がするけど忘れました。
大抵食べ終わってから写真撮ってないのに気が付きます。w
川沿いにはお土産物屋や小洒落たレストラン等が、周辺には屋台が沢山並んでいます。
タルトかな?美味しそう。
さて、お昼も食べて1時半を回りましたので、メークロンへ戻りましょう。
ソンテウを降りたあたりの道沿いにベンチがあってソンテウ乗り場があります。分からなければソンテウ、メークロン?と聞けば皆親切に教えてくれますのですぐに見つかると思います。
さて、14:30の電車が来ました。
前回2年前に行った際よりもさらに観光客が増えています。
人が多すぎて電車が入ってこられない状態。屋台の人たちも観光客に大声で注意しているのですが、効果ない感じです。
あまり言いたくないけど、特に大陸の人がひどいなぁ。電車の直前に出て自撮りとかアリえないことやるし、危ないからとお店の人に体を引っ張られても振り払うし。
そう遠くないうちに事故起こる気がします。皆さんも行かれる際には気をつけて下さい。
正直、昔ならあったろう情緒とか風情とかは皆無の場所になってしまっています。
さぁ、夕飯までにBKKへ戻らなくてはいけません。
帰りの同じロットゥーでは芸がないので、帰りは国鉄で…とも思ったのですが、時間が無いのでロットゥーで帰る事にしました。
帰りのロットゥーの乗り場は地図の③にターミナルがあります。そこでバンコク!と言えばOKです。帰りは65バーツでした。
帰りのロットゥーはBTSのタラートプルー駅を通りますので、そこで降ろしてもらいましょう。
【タイ国鉄でメークロンへ行く方法】
ついでに電車でメークロンへ行く方法も書いておきますね。
バンコク市内からメークロンへは残念ながら1本の路線では行けません。
市内のウォンウェイヤイ駅からマハチャイ駅まで(マハチャイ線)行き、渡し船で川を渡って対岸のバンレーム駅からメークロン駅まで(メークロン線)行きます。どちらの線も始発駅どうしですのでそれほど難しくは無いのですが、それぞれ1時間ほど乗りますので乗り継ぎと渡し船を入れると3時間コースになるかと思います。
マハチャイ線は1時間に1本あります。
メークロン線は本数が少ないので注意が必要です。上にも書いていますが2017年11月現在で
バンレーム発 | メークロン着 | メークロン発 | バンレーム着 |
---|---|---|---|
6:20 | 7:20 | ||
7:30 | 8:30 | 9:00 | 10:00 |
10:10 | 11:10 | 11:30 | 12:30 |
13:30 | 14:30 | 15:30 | 16:30 |
16:40 | 17:40 |
となります。
上手に時間を組んでみてください。
また、マハチャイまでの様子はこの前のエントリー「BKKからローカル線で1時間のマハチャイで海鮮ランチ」で書いていますのでそちらもご参考まで。
以上、バンコクからメークロン市場とアムパワーへの行き方2017年版でした。
動画見ましたが観光客が溢れかえってますねー。
完全に車両限界超えている場所から写真撮ろうとしているから当たるよあれじゃ。運ちゃんも大変そう。
大体、みんなスマホで撮っているから近づいているのに気が付かないし。
まったく撮り鉄には困ったものです。(笑)
それにしてもおメークロン線、路盤改良工事が終わってバーレン駅まで1時間で行けるようになったのは朗報です。
前は1時間40分掛かりましたから大幅なスピードアップです。
でもあの跳ねるような乗り心地が味合うことが出来ないはちょっと残念ですけど。
でしょー。観光客多すぎですよね。きっと近いうちに事故が起こって規制される気がします。
メークロン線って以前はそんなに時間かかったんだ。
マハチャイ線でも時々車輪外れたみたいな音してドッカンとはねてましたよ。笑