千畳敷カールと木曽駒ケ岳トレッキング

雨模様が続いていた9月後半、1日だけの晴れ間を狙って9月28日(金)に千畳敷カールから木曽駒ケ岳へトレッキングをしてきました。

今年は11月のネパールでマルディヒマールトレッキングを予定しています。アンナプルナB.Cへトレッキングしたのが一昨年、2年ぶりの本格山歩きになりますが、ここ2年間どこかへ登ったかと言うと全くナッシング。w

さすがに今の運動不足の状態でヒマラヤの4,500mは無理があります。一昨年もそうでしたが、渡航数ヶ月前からの悪あがきのトレーニング、近所を走ったりちょっと山登ってみたり。

そんなトレーニングの一環で実家から近い木曽駒を選んでみました。

 

朝6時半に実家を出発。麓の菅の台バスセンターに着いたのが7時少し前でした。
ここからしらび平のロープウエイ駅までは自家用車は入れないのでバスで行きます。
駐車場代は600円。この時間でメインの駐車場は満車ですぐ隣の臨時駐車場に案内されました。
あと30分遅かったらずっと上の臨時駐車場だったのでラッキーです。

運賃はバスとロープウエイの往復で3,900円でした。
平日ですので菅の台の始発は6:15。すでにバスは運行していますが、バス乗り場はこの行列です。

行列を捌いていた係のおじさんによると、これでも全然マシで、ひどい時はここで2時間待ちとかもあるらしいです。

バスはここ始発のものと、駒ヶ根駅から来るものがあるようで、さらに臨時運行もしているのか?比較的頻繁(15分に1台くらい?)に来ます。
30分ほどで乗り込むことが出来ました。

しらび平のロープウエイ駅。
ここでも並んで15分ほど待ち。

ラッキー!進行方向先頭部分に立てました。動画で。タイムラプス風8倍速。w

ロープウエイは混雑時特別ダイヤとかで、通常ダイヤでなく18分感覚(だったかな?)で連続運行をしているようです。

千畳敷カール到着!!

紅葉は残念ながら終わっている感じですね。
ロープウエイですと、到着直前のあたりが一番綺麗でしたので紅葉も段々と下界へ降りているのでしょう。

トイレを済ませて8:30くらいに登り始めます。
そうそう、トイレがウォシュレットでした。2,600mで。w

乗越浄土までのキツい上りの開始!

雨の間の貴重な晴れ間ですので、狙ってた方も多いのか登山等は大渋滞です。

登りきりました。キツいのはここだけ。あとは稜線上でさほどキツ登りは無いのです。

前岳方向。

宝剣岳。

中岳。
あれを超えた向こうが木曽駒ケ岳です。
遠そうだけどあっという間。

中岳到着!

木曽駒ケ岳へ向かいます。

到着!w

乗越浄土から中岳30分、そこから木曽駒30分って感じでしょうか。
勾配も急でなく道も広いのでリハビリハイキングにピッタリな感じです。横に写っているのは木曽御嶽山。例の噴火から4年経ち、ちょうどこの時期2週間だけ頂上までの立ち入りが許可されていたようですね。

この日はとにかくお天気が良くて、この御嶽山をはじめ、白根山、北アルプス、八ヶ岳、南アルプス、富士山までよく見えていました。

頂上ではお湯を沸かしてコーヒーを楽しむ人、ラーメン食べる人、ひたすら景色を楽しむ人など皆さんそれぞれにお天気を満喫されていましたね。
自分も持参したセブンイレブンのスイーツと午後の紅茶で一休みします。

帰り道は馬ノ背方向へ少し歩いて、迂回コースで頂上山荘まで戻り中岳を通って乗越浄土へ。
予定ではこれで帰るつもりだったのですが、今ひとつ歩き足らない感があります。

宝剣岳行こうかと思ったのですが、見上げた山容が凄いガタガタの岩場で少々ビビります。w
地図に滑落事故多いとか書いてあるし。初心者は止めときましょう。

で、逆方面の中岳を目指します。

人が居なーい。
で道が細くて右側がスパッと千畳敷へ落ちているので怖い。
歩いてて体が自然に左に傾きますよ。w

ロープウエイ乗り場が見えます。
乗り場のアナウンスもここまで聞こえるので、ロープウエイの混み具合を聞きながら歩けますけどね。

こちらも30分ほどで到着〜。
山頂は狭いけど、賑わっている駒ケ岳方面と違い人が居ないので良いですね。
このままロープウエイを使わずに下山できるコースもあるようです。今度歩いてみようかな〜。

ここからの眺望を素晴らしかったです。

一休みして戻ります。
乗越浄土へ戻り、そのまま一気にロープウエイ駅まで。

ロープウエイ駅到着が13時くらいだったかな?
そろそろ混み始めて行列が出来ていたので、そのまま並んで15分ほどの待ちで下山できました。

この時期は千畳敷観光のバスでの団体さんも多いので、あまりゆっくりしていると長蛇の列になるようです。

帰りに菅の台の売店で南信州ビールを購入して帰宅しました。

今回のコース。
2600mまでロープウエイが持ち上げてくれるので、とても楽に素晴らしい景色が楽しめます。自分のような山初心者へおすすめですね。

【参考リンク】

 


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