アジア最強ローミングSIM AISの「SIM2Fly」でマレーシア〜ネパールを試す

このブログで何回か取り上げているタイAISの「SIM2Fly」。
タイのキャリアが発行しているタイ人トラベラー向けのSIMなのですが、日本でもAmazonで購入する事ができ、価格や使いやすさ的にアジア最強では無いかと思っています。

これまでのエントリー

これまでもこのSIMでタイ国内や他国でローミングをしていましたが、今回日本〜マレーシア〜ネパール〜マレーシア〜日本という移動でずっと利用し続けてみましたのでその方法と感想をレポートしてみたいと思います。

 

【日本〜マレーシア】

 

今回の旅行はネパールでのトレッキング(マルディヒマール7日間)が目的でした。その移動手段でクアラルンプール経由のマレーシアエアを選んだ為、まずは成田からクアラルンプールへ。

自分の場合、スマホはMotorolaのMotoG6Plusです。DSDS機種ですので普段から日本のSIM(OCNモバイルone)とこのAISのSIMが入れっぱなしになっています。

(帰国後にスクショしたものです)

  • 国内での設メインSIMはOCN(Docomo)
  • データ通信:OCN
  • SMS:OCN
  • 通話:OCN
  • AIS SIMはローミングOFF

この状態でタイの電話番号にかかってきた電話は着信し、その他は全てOCNで使えます。
タイSIMは常にSoftbankを掴んでいます。

 

成田〜クアラルンプールは約8時間。長いです。
KLIA到着!

到着後にAISで通話発信できるようにして、2日間1GB119バーツを設定
*111*356#
と発信するとSMSが帰ってきます。

設定を
メインSIMをAISに
データ通信:AIS(ローミングON)
SMS:AIS(これは日本SIMのままでも可)
通話:OCN(または都度選択)
この状態でAIS SIMでのデータローミングが開始し、日本からの電話はそのまま着信します。
電話発信はOCNか都度選択。

これを日本で予め行う場合は、。AIS SIMの海外ローミングは必ずOFFにしておいてください。ONになっていると日本でローミングが始まってしまいます。

これは復路のKUL滞在中にスクショしたものですが、AIS SIMはマレーシアのCelcom、OCNはMaxisを掴んでいるようです。安定の4Gですね。4G+って日本では出ないけどさらに早いのかな?
動作はサックサクで日本と変わりませんでしたよ。

 

【マレーシア〜ネパール】

 

さて、行きはトランジットだけですのですぐにネパールへ飛びます。

カトマンズまでは約5時間。着後機内モードを解除したらすぐにAISからSMSが来ました。

マレーシアの時と同様に8日間4GB299バーツを推してきますが、まだ2日間1GBが残っていますのでこのままでローミング開始します。

(この後タメルでのスクショ)

AISはNCEL、OCNはNTCを掴んでいます。
そして驚いた事に4G!!
今回の滞在中、カトマンズやバクタプル、ポカラでも4Gでつながっていました。
いやぁ、もうネパールでも4Gなんですね。びっくりでした。

実は2日間1GBで購入していたのは、空港でこのネパールでのローミング状況を確認して、ネパールSIMを購入するか、このままAISのローミングで行くかを決めたかったから。

価格的には、今回ネパール滞在は14日間ですので、AISのローミングですと8日間4GBが2回、計398バーツがかかります。日本円で2,000円ですね。

一方ネパールで現地SIMを購入すると、30日間16GBで1020ルピー。日本円で約1,000円。
ただし、契約時にパスポートやら写真やらちょっと面倒です。

現地SIMの16GBは魅力ですが、14日間で8GBあれば自分的には十分かなと。あとは差額の1,000円は手続きしたり、SIM入れ替えたりの手間、帰りのクアラルンプールでのローミングもそのまま使える事を考えたら相殺かな?と。

という事で、今回はネパール現地SIMを買わずにAIS SIMでずっと通す事にしてみました。
翌日に*111*354#で8日間4GBを購入。

滞在中もずっと快適に使えましたよ。

 

トレキング開始のフェディでも4G!

しかし、アンナプルナ山域ではトレッキングで山の中に入ると、NCELよりNTCの方が強い事が多かったですね。ガイドもそう言っていました。
一昨年くらいまでは逆の評価だったと思いますので、面白いですね。
とは言ってもトレッキング2日目くらいからほぼ電波ナシ状態でしたので大した差では無いです。所詮ネパールでトレッキング中に電波とか言うのが無理な話で。ww

マルディヒマールトレック、ビューポイント(4,200m)からのマチャプチャレ。
旅行記は別途これから書きます。

山を降りればばっちり。

ポカラでも4G
で、ちょうど8日目の午前中で4GBを使い切ってしまい、再度299バーツ。

ちなみに、トップアップは以前こちらで書いたLINEでの方法が海外からでも普通に出来ました。都度必要なだけ現地でトップアップしてからデータパックを購入で問題無いです。

データ残量等もAISアプリで確認できるので便利ですね。

 

【ネパール〜マレーシア】

 

当然この移動も何の問題も無く、マレーシアに着いて機内モード解除したらSMSが来て何もしなくてもローミング開始しました。
マレーシアでトランジット1泊普通にネット利用し、そのまま日本に帰ってAIS SIMのローミングONのままにしていたら、またSMSが来てSoftbankでローミング出来ていました。
必要無いのですぐ切りましたけどね。w

今回15日間の旅で使ったデータ通信費は119B+299B+299Bの2,500円。最初の119Bは必要無かったので、本来は2,000円です。

これを日本三大キャリアの海外ローミングを使ったら、980円/日x15=14,700円!!

ネパールとマレーシアそれぞれで現地SIMを購入していたとしたら、ネパールは前出の1,000円。
マレーシアはキャリアによるのですがやはり30日くらいのパックで1,000円前後が多いようです。今回のように往復で1〜2日程度の利用でしたら基本料300円+1日3Gで100円程度のものもあるようですので、それを利用したとして、ネパール1,000円+KUL100円が3日+基本料300円=1,600円
AISのローミングと然程変わりませんね。

もちろん周遊期間が一月近くになる場合等は、それぞれの現地SIMを購入した方がお得でしょう。今回のような2週間程度以下の周遊でしたら、やはりAISの「SIM2Fly」はやはりアジア最強SIMでは無いかと思います。

 


One thought on “アジア最強ローミングSIM AISの「SIM2Fly」でマレーシア〜ネパールを試す

  1. Pingback: 2018年11月ネパール【プロローグ&1日目】 – @hamuccho

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