2018年11月ネパール【4〜5日目 マルディヒマールトレッキング(2〜3日目)】

【マルディヒマールトレッキング2日目】

 

今日はフォレストキャンプまで登ります。

朝、少しの間だけヒマラヤが雲の間から見えていました。今まで見えなかったのでテンション上がりますね。

雲と区別つきにくいかな?

デジイチで撮ったらこんな感じ。
アンナプルナサウスです。

ヒマラヤを見ながら朝ごはん。

Aさんはラーメン。自分はチベタンブレッドと目玉焼きです。

この村の中にACAPのチェックポイントがあります。
チェックしてスタート!

途中までは奥様も一緒です。

ところで今回のトレッキング、スクさんとAさんと3人では日本語で話をしていますし、開始早々日本の方と会って色々話をしたりして、なんだか緊張感?がありません。
独りですと必然的に他の訪米やアジアからのトレッカーと話をする事になったり、ロッジのスタッフと話したりで自分の拙い英語を使う機会があるのですが、今回はAさんが留学経験もあり英語達者というのもあって、ほとんど日本語で過ごす始末。

一人旅派の自分としてはちょっとダメダメな状況です。
はやり一人旅派のAさんとも「なんか違和感あるね〜」と言いながら歩きますw

デウラリ。ここでA.B.Cへ向かう方たちとはお別れ。
しかし、ここからランドルクへ降りて、ジヌー、チョムロンと上がっていくってかなり大変な気がします。ゴレパニ(プーンヒル)、タダパニ経由とどっちが楽なんだろ?とか考えてしまったのですが、まぁどっちもキツイか。という結論に。
ゴレパニはプーンヒルと言う眺望のご褒美があるけど高低差がキツイ、ランドルク経由はひたすらダラダラ登るのでキツイと言う感じでしょうかね。

デウラリからフォレストキャンプまでは5時間ほどひたすら森の中を歩きます。
霧(雲?)の中です。ちょっと八ヶ岳の山麓っぽい。

何やらスマホが繋がるとか繋がらんとか語り合う元気な二人w
疲れて言葉も出ないオレ撮影w

ちなみにトレック中はスクさん、自分、Aさんの順で歩いています。
一番歩けない自分を挟んでもらってる感じですね。
Aさんはめっちゃ体力あってサクサク登れる派なので、なんだか申し訳ないのです。
この申し訳ない感は標高が上がるにつれ増していきます^^;

お茶屋が出来ていました。今までは無かったらしいです。
お茶屋と言っても掘っ立て小屋でおじさんが独りでやってます。
ある意味素朴なお茶をいただきますw

そしてひたすら歩く。

森の中で下ってくる日本人の方とすれ違いました。
自分達よりご年配の方。少し立ち話をして別れます。

2軒目のお茶屋。
マルディヒマールトレックもメジャーになってきたので、少しずつこういったお店も出来ているようですね。

15時過ぎにフォレストキャンプ到着。標高は約2,400m。
霧に包まれてフォレストって感じ。
いやぁ、しどんどかった。

遅いお昼はベジスープとボイルドエッグ。
まだビール飲む余裕ありw

夜まで暇です。でもここはまだギリギリ電波が入るようです。
部屋ではダメですが、食堂の窓際ならOK。
おそらくここで最後になりそうなネットを楽しみますw

食堂に居るのは9割がネパリの若い子たち。
A.B.Cと違い、このマルディヒマールトレックはネパリに人気があるようです。
トレック中にすれ違うのも圧倒的にネパリが多いですね。
外国人で大盛況のA.B.Cやプーンヒル方面とはだいぶ雰囲気が違います。

温水のシャワーはありましたが昨日の事もあって寒そうなので止めておきます。

夕飯はダルバートで。
これが食べられていると言う事は自分もまだ元気だと言うことです。
そのうち何も食べたく無くなります。

この山小屋は野菜は自給自足していますので、ダルバート美味しかった、この青菜が最高に美味いのです。

この日は20時就寝。

 

【マルディヒマールトレッキング3日目】

 

6時半起床。

今日はハイキャンプ(3,500m)まで上げます。キツそう。>_<

朝は霧が晴れていました。

ロッジ横の畑。
美味しそうな鶏さんも遊んでいます。w

8時半出発。

喉が痛いです。やはり一昨日のシャワーがいかんかったようです。

途中で再び日本人とすれ違いました。関西の方。自分たちより少し下の年齢かな?
自分はすれ違った時に気が付かず、スクさんが日本人では?と。
え?と思って「ジャパニーズ?」と声をかけると「はい!」ww
色黒いしネパリかと思いましたよ。
何度もネパールトレッキングにいらっしゃっているそうで、ガイドも無く、普段着のような服装ですごい勢いで降りて行きました。

この植物がやたら生えていますが、触ってはいけません。皮膚がかぶれるそうです。
イラクサの一種のようですね。

もうここからはあまり余裕も無くなり、写真も減ります^^;

またガスが出てきて、水滴で全身濡れます。
先月なんとなく勢いで買ってしまったマムートのレインが大活躍。
ダウンより高かったので大切に汚さないように歩きますw

11時半、ローキャンプ(2900m)到着。休憩。

13時、バダルダンダ(3,200m)到着。お昼。
ベジヌードル(インスタントラーメン)頼んだけどほとんどたべられず。
ヤバイきつい。

このあたりから森林限界を超えて、尾根っぽくなります。
が、雲の中なので視界はまったく無く。

なんだかめっちゃ喋るネパリの若者がAさんとスクさんにずっとひっついて喋ってましたね。
彼らのグループとはビューポイントでも会いました。
グループの中の一人がぽっちゃり系ネパリで、はやり登るの遅くて自分より遅れていました。ネパリでも登れない子が居るんだとちょっと安心したw

16時、ハイキャンプ(3,500m)到着。
しばらくテーブルにうっぷして動けなかった…

ホットレモンが死ぬほど美味い!

…と、食堂で死んでいると。
「ヒマラヤ見えてるよ!」と宿のおばさんが。
急いで外に出ると。

ビックリするぐらい近くに夕日に輝くマチャプチャレが!!
スマホ写真だと小さく見えるのですが、実際に目で見たらほんとに近くに大きく見えて思わず「うお〜っ!」と声が出てしまいます。

Aさんや一緒に飛び出してきたネパリのトレッカーも同様で、皆で写真撮りまくりw

ポタナで朝ちょっと見えた以外はずっと霧の中で、せっかく眺望が素晴らしいと言われるマルディヒマールコースを歩いているのに、その良さはまったく味わえていませんでした。
まして、今日はずっと雲の中を歩いていてビショビショ。
このまま明日もお天気悪かったら、何のために苦しい思いをしてここまで登っっているのかまったく分からなくなります。

日本の山ならともかく、はるばるネパールまでそれもお天気の安定する11月を狙って来ているのに…と言う気持ちがずっとあったのですが、このマチャプチャレでちょっと救われました。
そして、明日は晴れるのでは?と言う期待も出てきました。

しかし、体調は絶不調。喉が痛くて食欲もまったく無く。
食欲の方は予想されていた事なので、夜は日本から持参したフリーズドライのにゅうめんで済ませます。あとはチョコバー齧っておしまい。

明日はまだ暗い5時には出発です。
体調回復のために7時過ぎには床につきました。

そして明日、奇跡?が起こります。

 


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