AIでエアコンを最適化するAmbiで快適な冬にしてみた

以前、GoogleHomeとスマートリモコンのsRemoで室内の家電を音声制御するというエントリをアップしたのですが、

こいつはその後も順調に動いておりまして、「テレビ点けて」や「6チャンネルにして」とか「電気消して」とかはごくごく当たり前な我が家となっております。

その後GoogleHomeも着々とアップデートされ、対応機器も増えたり、sRenoも新しいものが出たり対抗機器も増えたりしておりまして、そろそろ設定も見直さないとなぁと思っておりました。

そんな折、昨年末のクリスマスにAmbiと言うガジェットをプレゼントして頂きまして、実はこれについてはまったく知識が無かったのですが…

Ambi

あなた専用の快適さを人工知能で簡単に実現
あなたの評価から学習し、エアコンを一番過ごしやすい温度に自動的に調整します。 電力を最大30%削減可能です。(webサイトより)

コレです。(後ろのダンボーじゃ無いよw)

パッケージもなかなかしゃれおつw

ん?エアコンを適温に制御って、元々エアコンに付いてる機能じゃん。これで制御する意味ってあるの?とは思ったのですが、ものは試し、一月半ほど使ってみました。

結果、コレ凄いじゃん!となったので、レポートしてみたいと思います。

設定は最近のこの手のIoT機器の定番となっている

【スマホに専用アプリをDL】→【アプリでアカウント登録】→【アプリでスマホと機器をWi-Fiで接続】→【アプリで初期設定】→【アプリで機器とスマホの接続を解除してWi-Fiルーターと繋げる】→【完了】

という流れなのですが、これをいかにスムーズに出来るかが、各社、各機器の使いやすさを決めているとも言えるかと。

Ambiはその点では合格だと思います。経験のある方であれば特に説明書をたいして見る必要もなく設定は完了します。
エアコンの赤外線リモコンとのリンクもすでに沢山のメーカーの機種が登録されていて、自身で一動作ごとに登録する必要もほぼ無いかと思います。
実際、自宅のエアコンも三菱のかなり古いタイプで、機種としては登録されていなかったのですが、近そうな機器番号の機種をセットしたら問題無く動きました。

実際機器を設置してからエアコンが制御できるようになるまで30分とかからなかったと思います。

後は設定を快適モードにしておくと、Ambiが勝手にエアコンを制御して一定の状況を保ってくれます。

その快適をどうやって判断しているかと言うと、しばらくAIに学習させる必要があります。

冬場の場合、連携して快適モードにするとエアコンがどんどん室温を上げていきますので、「暑い」とか「少し暑い」「少し寒い」等の感じた状態をアプリのボタンで教えてあげます。

これを繰り返しているうちに、AIが「この人はこれくらいの温度が好みなんだな」と学習して何もしなくても快適な温度に保ってくれるようになります。
そしてこのAIは、時間や天気情報もネット上から取ってきて天気状況や外気の温度、湿度も判断状況に入れているようです。
使っていての感じなのですが、ほぼ一日中自宅に居る日は日中と夜で制御している温度が違う感じもします。(日中はさほど上げないが夜は暖かめに、外が雪の日は暖かめにとか)

うちのエアコンは古い機種なのであまり細かな制御が出来ていない感があるのですが、おそらく最新のエアコンでしたらもっと細かく制御できそうな気もします。

エアコンを制御する際に、リモコン音の「ピッ!」という音がするので、Ambi頑張ってるなぁ感がするのも楽しいですw

もう一つ、アプリでタイマーが設定出来るので毎朝一定時間にエアコンがONに出来たり、外出先から室温管理や制御が出来るのもありがたい機能です。

 

使う前は、「どうなの?これ?」と思ったガジェットですが、意外に凄い!快適!というのが一月半使っての感想ですね。

そして、電気代

実はこれを使う前までは、長年冬場の暖房には電気式のセラミックヒーターを使っていました。
おそらくそのヒーター代として冬場は8,000円/月くらいが電気代に上乗せされていました。

なんと!これに変えてエアコン暖房にしたところ、4〜5,000円/月程に。
猫が寒く無いように外出中もほぼ点けっぱなし(就寝中は切ってます)という条件でコレですので驚きました。

ただ一つ残念な事があります。

Ambiは温度と湿度もモニターしていますが、湿度を管理する事が出来ないのですね。
冬場はエアコンを点けると部屋が乾燥します。カラッカラです。
エアコンに加湿機能がありませんし、Ambiもそこを調整する事は出来ないのです。

喉が弱い自分は、これが致命的なので加湿器を購入しました。定番SHARPのプラズマクラスター。

次回はコイツのGoogleHomeからのリモート制御と、sRenoの新型への変更で、さらに部屋をデジタル化?したお話を書こうかと思います。

 


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